フランス、ロワール、アンジュ
品種： カベルネフラン　赤ワイン
樹齢： 35年~55年
土壌： 小石混じりの粘土質・シスト
マセラシオン： 40ｈｌの木桶タンクで3週間
醗酵： 自然発酵で14日間
熟成： 40ｈｌの木桶タンクで10ヶ月

2018年は、質量共に恵まれた当たり年。直近では2015年がカベルネの当たり年だったが、ジョゼフ曰 くそれを超えるポテンシャルがあるとのこと。醸造は、マセラシオン・カルボニックを行わず全てブドウを 除梗した。また、熟成は樽を使用せず、新たに手に入れた蓋付きの40hLの密閉木桶タンクを使用。彼ら曰く、木桶タンクはフードルのように最初から大きなスペースでゆったりとワインを熟成させることができる というメリットがあり、今後豊作の時は木桶タンクで熟成させるとのこと。出来上がったワインは、2015年のような濃厚さはなく、むしろスマートでバランスが良い。
それでいてしっかりとカベルネのコクを感じ余韻に残る洗練されたミネラルとタンニンが長熟を予感させる!今飲むのであればジビエなどの肉料理と、そうでなければあと5年くらい寝かせればとんでもないワインに化けそう。

カシス、ミュールのジャム、スミレ、バラの花弁、黒オリーブ、メントール、ナツメグ、クローブの香り。ワインはスマートかつ上品なストラク チャーがあり、コクのあるチャーミングな果実味を繊細な酸、洗練された ミネラル、キメ細かいタンニンが支える！

収穫日は9月22日、23日。収量は35hL/ha。
モスを代表する赤！2018 年は質量共に恵まれた当たり年だった。
2018年から古樽での熟成から蓋の付いた密閉できる木桶タンクでの熟成に変えた！
SO2は瓶詰め前に20mg/L添加。ノンフィルター。