産地： イタリア、トスカーナ、アレッツォ、モンテヴァルキ
品種： トレビアーノ トスカーノ 50%、マルヴァジーア ビアンカ 50% 白ワイン
樹齢： 40年~
アルコール： 12.5％

樹齢40年~。収穫後、果 皮と共に約1週間程度、野生酵母による醗酵。圧搾後古バリックにて8カ月熟成。ノンフィ ルターにてボトル詰め。2019年は果皮の成熟が進まず、例年のようなマセレーションを行えなかった。その分果実的な味わいが前面に出ている心地よさを感じるヴィンテージ。

元Macellaio(肉屋)という経歴をもつ当主のサウロが造る、サラーメ トスカーノやプロシュートクルードのような、味の濃い料理にも負けない旨みを持った白。
2019年は天候に恵まれず、果皮の成熟があまり進まなかったと話すサウロ、「アムネズィーアは、果皮とともに醗酵すること自体が目的ではなく、十分に成熟した果皮、梗のもつ複雑な要素を引き出すため」2019年はそれに見合う白ブドウが少なかったため、梗の量は少なめでて果皮浸漬を短かくした特異なヴィンテージ。
この話だけ聞くと非常に残念なのですが、ワインの味わいとしてはこれまでにないくらいフレッシュで果実的！確かにいつものアムネズィーアとは言い難いですが、トスカーナ ビアンコとしては、非の打ちどころのない素晴らしいワインです！「もちろん果実そのものはしっかりと完熟してるから、、」と、発言は自信なさ気ですが、彼の仕事量と正確さは本物です！いつもとは一味違った軽やかさ、フレッシュさを持ったアムネズィーア。確かに彼の考える、「生ハムやサラーメに負けない味わい」ではありませんが、とても愛されやすい味わいだと思います！