モルゴン2018/ケヴィン・デコンブ(Morgon/KewinDescombes)ケヴィン・デコンブKewinDescombes商品名モルゴン2018/ケヴィン・デコンブMorgon2018/KewinDescombespsフランス、ボジョレー、モルゴン品種：ガメイ赤ワイン樹齢：54年平均土壌：花崗岩質の砂地マセラシオン：マセラシオンカルボニックセメントタンクで20日間醗酵：自然酵母で25日間熟成：セメントタンクで10ヶ月2018年は、2017年同様にブドウが早熟の年だった。ブドウの房も多く豊作が期待されたが、夏の猛暑と日照りにより実際の果汁は予想していたよりも少なく、最終的に収量は38hL/haと例年並みだった。醸造面では、発酵に勢いがなくマセラシオン中に一時ボラティルの上昇が見られたが、ワインの温度を14℃に下げることでボラティルの活動を抑え、そこに発酵が活発だったキュヴェ・ケケのプレス後のマールを加え再び発酵を促し、無事問題なく発酵を終わらせることができた。出来上がったワインは果実味がスマートで、ボジョレーのガメイらしい上品でエレガントな味わいに仕上がっている。特に、余韻に残る洗練されたミネラルと清涼感のあるコクは、モルゴンの中でも標高が300mと高い位置にあるコースレットの涼しいクリマの特徴が良く出ている。フランボワーズ、クランベリー、スミレ、タイム、ハイビスカスティー、ナツメグ、カカオの香り。ワインはみずみずしく上品なコクに清涼感があり、ダシのようなピュアな果実味に溶け込む鉱物的なミネラル、キメの細かいタンニンが余韻を優しく引き締める。収穫日9月16日。収量は38hL/ha。エチケットのデザインは標高の高い畑に毎朝かかる朝靄を表現している。畑はモルゴンの中のコースレットに位置する。花崗岩の砂地がエレガントな果実味をつくり上げる。SO2は瓶詰前に15mg/L添加。ノンフィルター。