シャトー・ルネッサンス・エルヴェ・アン・バリック 2014
( Chateau Renaissance Eleve en Barrique ) 7190
商品コード:
nomal
フランス、ボルドー、サンテミリオン
品種: メルロー80%、 カベルネソービニヨン20% 赤ワイン
樹齢: 29年~43年
土壌: 粘土質・石灰質
マセラシオン: セメントタンクで2週間
醗酵: 自然酵母 発酵温度25℃で2週間
熟成: 古樽で12ヶ月
アルコール度: 13%
父ジェラールが仕込んだバックヴィンテージの再入荷!3年前の初リリースの時は、野趣味溢れる凝縮した果実のコクが前面に出ていたが、3年熟成を経て果実が幾分こなれ滑らかになっている。瓶詰から5年が経つが、酸がある分まだまだ熟成に耐えるポテンシャルを感じる。ワインは、果実がこなれた分、中に隠れていた滋味深くほんのり苦みのあるミネラルが姿を現し、染み入るような酸とキメの細かいタンニンと共に複雑なハーモニーを奏でる。血肉のような上品な野性味の中にしめやかな果実の甘みと染み入るような酸があり、赤ワインでじっくり煮込んだ牛肉はもちろんジビエ料理とも良く合いそうだ。ちなみに、開けて半分残ったまま5日間経ったワ インを飲み返したところ、全く味が落ちていなかったことには驚いた!かつてジェラールが言っていたように、 酸のある昔ながらのボルドーの底力をあらためて実感し、同時に瓶熟の手応えも感じる試飲となった。
カシス、ドライプルーン、デイツ、ビーツ、ユーカリ、杉、甘草、タバコの葉、血肉、鉛の香り。ワインはしっとりとしなやかで、角の取れたコクのある果実の凝縮味に染み入るような酸、滋味豊かなミネラル、キメの細かいタンニンがきれいに溶け込む。
収穫日はメルローが10月1日、カベルネが10月6日。2017年に一度リリースしたものを蔵で3年熟成させて再リリース!
2014年は、2013年に雹のダメージを受けたブドウ樹の回復のため、剪定を短くしたところ、収量は30hL/haと 50%減。
SO2は瓶詰め時に20mg/L 添加。フィルター有。