フランス、ラングドック
品種： シラー40%、グルナッシュ25%、 サンソー20%、カリニャン、 ムールヴェードル15% 　赤ワイン
樹齢： 13年~35年
土壌： 粘土質・楕円形の石
マセラシオン： ファイバータンクで12~15日間
醗酵： 自然発酵で3週間
熟成： 30%ファイバータンク、 70%古樽225Lで12ヶ月

2018年は、ミルデューと日照りの被害で収量が60%減…。ヨ・ノ・プエド・マスもナヴィスも個別に仕込むには量が少なすぎると判断したリヨネルは、収穫直前に両方のブドウを混ぜてひとつのキュヴェをつくることに決めた！
熟成は100%古樽熟成。出来上がったワインは、ヨ・ノ・プエド・マスの持つエレガントでジューシーな果実味とナヴィスの持つフィネスと深い余韻の、まさに中間を取ったようなスマートな味わいに仕上がっている。また、オー・マスの特徴として、エレガントな果実味の中に山椒のようなフレーバーやスパイシーなアクセントがあり、中華料理やウナギとの相性が良さそう。ちなみに、ワイン名は、マスダガリの赤の区画が、かつて存在した2人の大地主の領地「Mas」にまたがっていることと、今回2つのキュヴェのブドウをアッサンブラージュして仕込んだワインということを掛けて「Au mas」（オー・マス）と名付けている！

ミュール、ダークチェリー、グロゼイユ、スミレ、山椒、白コショウ、セルロースの香り。ワインは上品かつスパイシーで、染み入るように優しい凝縮味に洗練されたミネラル、山椒のような辛み、キメの細かいタンニンの収斂味が複雑に相交わる。

収穫日は例年よりも10日ほど早く8月21日~8月31日。
収量はミルデューと日照りの被害で20hL/haと50%減！
今回は収量が少なかったのでヨノプエドマスとナヴィスを全てアッサンブラー ジュしひとつのキュヴェに仕上げた。ワイン名は、マスダガリの所有する畑 がかつて存在した2つの領地「Mas」の間にあることからAu masと名付けた！
SO2は瓶詰め前に20mg/L添加。軽くフィルター有り。