VdF ルージュ・ラ・グランド・ピエス 2018 / マイ・エ・ケンジ・ホジソン
( VdF Rouge La Grande Piece / Mai et Kenji Hodgson ) 7065
商品コード:
nomal
産地: フランス、ロワール、コトー・デュ・レイヨン
品種: グロロー90%、ガメイ10% 赤ワイン
樹齢: 35年平均
土壌: 砂状泥土質
マセラシオン: スミマセラシオンカルボニック ファイバータンクで1ヶ月
醗酵: 自然発酵 ファイバータンクで1ヶ月
熟成: ファイバータンク50%、 228Lの古樽50%で12ヶ月
2018年は、他の畑がミルデューの被害に遭う中、グロローにはほとんど被害がなかった。ガメイがミルデューの大打撃を受けたため、グロローの比率が 90%とほぼ大半を占めている。前年同様に、仕込みは最初にガメイを 収穫し、マセラシオンの途中に収穫したグロローを加え一緒のタンクで醸造している。また前回まで熟成は古樽100%だったが、今回はワインにフレッシュさを与えるために半分ファイバータンクで熟成させている。前回はアルコール度数が 13%まで上がったが、2018年は夏の猛暑により成熟にブレーキがかかったことで最終的にアルコールが11.5%とライトでみずみずしい、それでいて酸とコクのしっかりとあるチャーミングなワインに仕上がっている。ブラインドだと一瞬ピノドニスに間違えそうな胡椒のスパイシー感と、酸の効いたみずみずしい果実味、細かいタンニンの収斂味があり、アンドゥイエットなどクセのあるシャルキュトリーや脂身のあるウナギを赤ワインで煮込んだマトロートとの相性が良さそうだ。
グロゼイユ、クランベリー、スミレ、バラの花弁、バジル、シソ、ハイビスカス ティー、白胡椒の香り。ワインはチャーミングかつみずみずしい果実が艶やかでコクがあり、フレッシュな酸とキメの細 かいタンニンが骨格を引き締める。
収穫日はガメイが8月31日。グロローが9月17日。収量は30hl/ha。2018年は、ガメイがミルデューの大打撃を受けたため、グロローの比率が90%とほぼ大半を占めた。(前年はガメイ30:グロロー70だった)。ワイン名は以前所有していた畑の名前で、すでにグロローのワインは「グランド・ピエス」で通ってい たので、名前をそのまま残した。
SO2 無添加。ノンフィルター。