フランス、ロワール
品種： ミュスカデ 白ワイン
樹齢： 41年平均
土壌： 斑レイ岩・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然発酵で40日間
熟成： ステンレスタンク8ヶ月

2018年は、収量が48hL/ha と久々に40hl/ha を超えた当たり年！前年はガイアの収量が少なく卵型セメントタンクが余っていたので、一部卵型セメントタンクを使って醸造したが、今回は100%ステンレスタンクで仕込んでいる。醸造面は、9月下旬なのに気温が30度近くまで上がる真夏日があり、カーヴ内の温度が一時的に上がったため、アルコール発酵中のワインが途中マロラクティック発酵を誘発してしまった。マロラクティック発酵を鎮めるために急いでワインを冷却。そのため、アルコール発酵が少し長引いてしまったが、最終的にボラティ ルの問題もなく無事発酵を終わらせることができた。マロラクティック発酵は100%終了。

メロン、ライム、カシューナッツ、芝生、ヨード、米酢の香り。みずみずしい果実とふくよかなボディ。酸はやや穏やかな印象だがエッジがある。フィニッシュは清々しいハーブのよう な苦みと潮の風味がやさしく続く。

収穫日は9月16日。収量は48hL/haと豊作に恵まれた当たり年！2018年は100%ステンレスタンクで仕込んでいる。SO2は発酵終了時と瓶詰め時に20mg/L添加。軽くフィルター有。マロラクティック発酵100%！