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【10%OFF】VdF ルージュ・カベルネフラン 2017 / ドメーヌ・モス
( Rouge Cabernet Franc / Domaine Mosse ) 6899

  • 赤ワイン
通常価格:¥4,048 税込
¥3,652 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール、アンジュ
品種: カベルネフラン 赤ワイン
樹齢: 34年~54年
土壌: 小石混じりの粘土質・シスト
マセラシオン: 50%は除梗したブドウを50hLの木桶樽 で8日間、50%は全房ブドウをステンレ スタンクで10日間マセラシオンカルボ ニック
醗酵: 自然発酵で21日間
熟成: 50hLの木桶タンク70%、 古樽30%で10ヶ月

2017年はカベルネの完熟が難しかった年。ブドウの発芽はシュナンよりも遅いため春の遅霜の被害は免れたが、霜で一時的に委縮した芽はそのまま成長のスピードに最後まで影響を与えた。加えて収穫直前に雨が降り、それ以降も天候が崩れるとの予報だったため、結局完熟を待つことができず、ブドウが腐敗する前に急いで収穫した。シルヴェストル曰く、醸造は、ワインに果実味を与えるために半分はマセラシオン・カ ルボニックで仕込み、また、マセラシオン期間もいつもより短くして、とにかくカベルネの青さを味わいに残さないように心がけたとのこと。結果、出来上がったワインはいつもよりもエレガント。コクはあるがスレンダーで柔らかな果実味をハリのある酸がしっかりと支える。タンニンが繊細なので、シャキュルトリーなどと一緒にアペリティフなどにも十分に使えるワインだ。

カシス、ドライプルーン、バラの花弁、甘草、クローブ、ナツメグ、漢方薬の香り。ワインは柔らかくしなやかで野趣味溢れる果実味に清涼感があり、骨太な酸と塩気のあるミネラル、キメの細く繊細なタンニンが味わいにメリハリを与える。

収穫日は9月26日~28日。収量は30hL/ha。2017年は例年よりもブドウの完熟がマイルドで酸が多く残った年。酸に合わせてエレガントに仕上げるため に、半分マセラシオンカルボニック、半分除梗で仕込みアッサンブラージュ。
SO2は瓶詰め前に15mg/L添加。ノンフィルター。

ドメーヌ・モス
Domaine Mosse


生産地
ロワール地方の西、メーヌ川河畔の古城の街アンジェから南西へ20kmほど下ると、レイヨン川に沿ってうねる丘陵が霞を伴い幻想的な光景を作り出す。
レイヨン川を横ぎり、さらに2kmほど南に下るとサン・ランベール・デュ・ラティ村が見えてくる。
ドメーヌ・モスのカーブはその村の入り口に位置する。
16haあるブドウ畑は区画ごとに点在するが、全てカーブから周囲1km範囲内にあり、1年を通して寒暖差の少ない西岸海洋性気候や強い北風が霜や病気からブドウを守る。
さらに、シュナンなど耐性の強い晩熟ブドウは、晩夏から秋にかけてレイヨン川から立ち上る霧によって、上質なボトリティスが形成される。

歴史
現オーナーであるルネ・モスと妻のアニエスは、1987年からトゥール市内でバーを兼ねたワインショップを営んでいた。
当時、取引先であったワイン生産者フランソワ・シデーヌやジョー・ピトンに大きく影響を受けた彼らは、1993年ワインショップを閉め、ワインをつくる世界に転身を図る。
1994年、彼らはアンボワーズにある栽培醸造の職業訓練学校に通いワインづくりの基礎を学ぶ。(この時、彼らに教えた先生がティエリ・ピュズラクリスチャン・ショサールだった。)
1995年学校を卒業したルネは、ポワティエから30km北東に上ったボセイ・シュール・クレーズという小さな村にあるワイナリーに入り、翌年には初めてのワインを仕込む。
当時、最も懇意にしてくれた村近くでレストランを経営するジャッキー・ダレス氏の協力や紹介もあって、ルネは1997年研修の場をブルゴーニュに移す。
ブルゴーニュに移った彼は、ドメーヌ・テヴノやフランソワ・ミクルスキ、ドミニク・ドゥラン、フレデリック・コサール等に出会い精力的にワインを学ぶ。
1999 年ジョー・ピトンが奨めてくれたサン・ランベール・デュ・ラティ村にあるドメーヌを引き取り、妻のアニエスと2人でドメーヌ・モスを立ち上げる。

生産者
現在、アニエス&ルネは16haの畑を4人で管理している。(繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)
彼の所有するブドウ品種は、シュナン、カベルネソービニヨン、カベルネフラン、グロロ、ガメイで、樹齢は7~65年。
「美味しいワインは完熟したきれいなブドウを収穫することから始まる!」をモットーにワインづくりに励む彼らは、多様な微生物が繁殖する生きた土壌作りに余念がない。
特に畑を深く耕すことに重点を置き、その他には農薬を使用せず抗体の強い完璧なブドウを手に入れる方法としてビオディナミを取り入れている。

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