フランス、ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌ、サントーバン
品種： シャルドネ 白ワイン
樹齢： 29年~69年
土壌： 粘土質・石灰質
マセラシオン： 圧搾時に一昼夜の浸漬
醗酵： 自然酵母で1ヶ月
熟成： 古樽で11ヶ月

2009年以来7年ぶりのリリース！2010年から一時他の生産者に5年間ブドウを売っていたが、2016年に買いブドウ契約を解消し再びドメーヌワインとしてラ・トラヴェルセンヌを復活させた。2016年は霜 の被害により収量が70%減だった。収量減によりわずか2樽しか仕込めなかったが、ジャン・ジャック曰 く、品質はかつてないほど高いレベルにあるとのこと。ワインにフィネスがあり余韻も長く、まるで貝から取っただし汁を飲んでいるような塩辛い旨味を感じる。また、ミネラルに締まりがある故、しっかりと中身が凝縮していても味わいは重くなく清涼感すら感じる。今飲んでも十分美味しいが、もう少し寝かせても面 白そうなワインだ。

グレープフルーツ、マンゴスチン、パイナップル、洋ナシのコンポート、青いアーモンド、パネトーネ、カレー粉の香り。ワインはピュアかつタイトでフィネスがあり、凝縮した旨味エキスに骨格のある酸と洗練されたミネラルがきれいに溶け込む。

収穫日は10月8日。収量は霜の被害により15 hL/haと70%減。
一時ブドウを他の生産者に売っていたが、2016年再びドメーヌワインとして復活。
ワイン名は区画の名前。若樹が果実味と酸、古樹がワインに ミネラルと骨格を与える。
SO2は瓶詰め前に20mg/L添加。ノンフィルター。