フランス、ロワール
品種： ピノグリ　白ワイン(オレンジ)マセラシオン
樹齢： 15年
土壌： シリス（硅砂、硅石）
マセラシオン： ファイバータンクで3週間
醗酵： 自然酵母 ファイバータンクで3週間
熟成： 古樽で7ヶ月

レイナルドがピノグリ100％で初めて仕込んだマセラシオン！ワイン名は、Orange Wineの頭文字Oを取って「オー」とシンプルに名付けた。彼曰く、2018 年はかつてないほどの豊作で、ブドウに余裕があったことから、試しに仕込んでみたとのこと。当初は、隠し味としてテール・ド・シリスにアッサンブラージ ュする予定だった。だが、カーヴを訪問するお客さんのほとんどが、熟成中のピノグリ・マセラシオン単体に対して高評価を示したことから、最終的にキュヴェを分けることにした。ワインはまるでアールグレイの紅茶をストレートで飲んでいるような落ち着きがあり、アフターに感じるジンジャーのようなスパイシーさが何とも心地よい。ちなみに、今後もマセラシオンを仕込むかどうかは決めておらず、ブドウの収量次第とのこと。

柿、ドライアプリコット、ミラベルのジャム、クミン、ベッコウ飴、干し芋の香り。 ワインは静謐かつスパイシーでストラクチャーがあり、凝縮した旨味エキスを洗練されたミネラルと上品な紅茶のような 繊細な渋みが優しく引き締める。

収穫日は9月6日。収量は40hL/ha。レイナルドが仕込む初のスキンコンタク ト。ワイン名のOはOrange（オレンジ）の頭文字から取り、ロゴの色も併せて シンプルにオレンジワインを表現した。
SO2無添加。ノンフィルター。