VdF ラ・デヴェルゴンデ・ブラン 2017 / ファブリス・シャイユー
( La Devergondee Blanc / Fabrice Chaillou ) 6788
商品コード:
nomal
フランス、ロワール
品種: シュナン・ブラン 微発泡白ワイン
アルコール度: 11.5%
王冠栓
中程度の黄色。熟した洋梨やりんごなどの果実香に黄色い果皮の柑橘を想わせる爽やかな香りや風味が混ざります。
細かなガスがフレッシュ感掻き立て、それと共に弾けるような果実味や香りがたっぷりと広がります。洋梨を噛んだ時のような優しい甘みのお陰で口当たりが良く、そのほどよい甘さと柔らかく穏やかな酸が、かりんや黄りんご、淡いマンゴーなどの(黄色い果皮の果実)のような豊かな果実味とバランス良く感じられ、軽やかな飲み心地へと導き馴染みやすく喉へと流れていきます。皮付きの白葡萄を思わせる風味と僅な酵母感があり、若々しさも見受けられます。フルーティーな果実味がたっぷりと楽しめる辛口の仕上がりで、アペリティフに最適な味わいです。
ファブリス・シャイユー
Fabrice Chaillou
レ・ヴィーニュ・ド・ババスのセバスチャン・デルヴューとは同じ村に住んでおり、中学時代からの友人です。
収穫などの季節労働をしているうちに、少しづつ葡萄栽培と醸造に興味をもつようになり、ジョー・ピトンのところで15年間働き、有機栽培を間近で見ながら栽培長として活躍しました。
葡萄畑の仕事をきっちり行い土が生きるようにすることが大切で、その結果が良いワインに繋がるということを学んだと語っていました。
1995年に奥さんのローレと醸造学校で知り合い、1997年に1樽のワインを二人で造ったのが一番最初です。
その後、ジョーピトンのところで働きながら、手入れの行き届いていなかった16areaの古い区画を2002年に購入し、2~3年畑を休ませてから葡萄を植え、自家用のワイン造りをしていました。
2016年が生産者として自分達のワインを造ったスタートの年となります。
現在はブルノー・ルヴォワのところで週3日働いています。
彼は有機栽培の人ではないですが、昔からの友人でファブリスのことをよく知っており、彼のことを考えて農薬散布などの薬に関わる仕事は一切させませんし、農薬を撒いた後にはファブリスの畑に入らないように気をつけてくれたりと気を遣ってくれます。
ブルノーが短時間で働いてくれる人を探していたため現在仕事を手伝っていますが、2年以内には完全な独立を目指しています。
これまで所有していたサンロンベールの0.5haの2区画に加え、2018年には新たにロシュフォールに約10年の若い樹齢のものから約100年の樹齢までのシュナン・ブランで構成される4~5区画の1.2haを借り、現在トータル1.7haとなっています。
また、これから先赤の品種も植えてみたいと意欲的に話してくれました。今後の彼らのワイン造りに大いに期待が高まります。