ブラン・ド・ブラン・ブリュット・キュヴェ・アレクサンドリーヌ 2010 / クリストフ・ルフェーヴル
( Blanc de Blanc Brut Cuvee Alexandrine / Christophe Lefevre )
商品コード:
nomal
フランス、シャンパーニュ
品種: シャルドネ100% 発泡白ワイン
樹齢: 58年
土壌: 泥砂まじりの石灰質
一次発酵・熟成: 自然酵母で28日間 ステンレスタンクで7ヶ月半 (シュール・リー)
ブレンド瓶内二次醗酵熟成 : ブレンドなし (100%2010年のワイン) 瓶内発酵で7年5ヶ月
デゴルジュマン: 2018年10月
今回のアレクサンドリーヌは、前回よりもスレンダーでフィネスある味わいに仕上がっている。クリストフ曰く、2010年は収穫直前に降った雨により果汁を多く含んだ質量ともに満足のいくブドウを確保することができたが、一方で、酸やミネラル感のバランスの点から、品質がアレクサンドリーヌのレベルに達していないという不安がティラージュ直前まであったそうだ。当初彼は、レベルに達していなければ格下げすることも考えていたそうだ。だが、実際一次発酵を終え熟成し終えたワインを試飲したところ、予想以上にポテンシャルが高かったことから、予定通りアレクサンドリーヌに仕上げることを決めたそうだ。ポイントは結実不良のブドウ。彼曰く、この年はとりわけ花ぶるいによる結実不良のブドウが多く、この粒の小さなブドウが結果的にワインに凝縮した酸とミネラル感をもたらしたのだそうだ。7年半の熟成を経たワインは、泡立ちが限りなく細かく滑らかで持続性も長い。ドザージュもゼロで、アフターに残る鋭い鉱物の余韻も長く、実に完成度が高い!
ミラベル、干しアンズ、アンジェリカ、 麦藁、クルミ、ブリオッシュの香り。泡立ちは細かくクリーミーで、滑らかに広がる凝縮した旨味エキスに骨格のあるタイトな酸と塩気のあるチョーキーなミネラルがきれいに溶け込む。
収穫日は9月23日。収量は73hl/ha。シャプタリゼーションは一切なし。ワイン名は娘の名前から取った。1952年に植樹された古樹のシャルドネから、洗練されたミネラルと骨格豊かなワインが出来上がる。
ノンドザージュ!SO2は収穫時と瓶詰め前に合計20mg/L添加。