フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種： ピノグリ 白ワイン
樹齢： 32年平均
土壌： アラゴナイト混じりの石灰質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然酵母で12ヶ月
熟成： 24 hLのフードルで12ヶ月
アルコール度：

2010年12月に1度リリースしているが、あれから8年の歳月が経ち再びリリースすることとなった。2007年は太陽に恵まれたアルザスの当たり年。当時 2010年のガングランジェのコメントを見ると「味わいが凝縮さ れていて開くのに時間がかかるため、飲む前のカラフをお勧めしていた。その後8年の熟成を経て、ドライフルーツやラム酒、シャンピニオンなどの熟成香が出てきているが、ネクターのような粘性やボリューム感、スパイ シーな味わいは当時と変わらず健在。当たり年ということもあり、現在の酸をポイントとしたサンスフルスタイルに比べパワフルな印象。

ドライイチジク、ハチミツ、マドレーヌケーキ、マジパン、ラム酒、松脂、 シャンピニオンの香り。ワインは滑らかかつスパイシーで、ネクターのような透明感のあるまったりとしたエキスに辛みのある硬質なミネラルが溶け込む。

収穫日は10月10日。収量は35 hL/ha。残糖は1.2 g/Lの完全辛口。
2007年はアルザスの当たり年。まだサンスフルになる前のスタイルで、酒質は力強くボリューム感がある。
SO2はマロラクティック発酵後、瓶詰前に各30mg/L添加。フィルター有り。