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クロ・ド・ヴージョ 2016 / メオ・カミュゼ
( Clos de Vougeot / Meo Camuzet )

¥44,165 税込
商品コード: nomal
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フランス、ブルゴーニュ
品種: ピノノワール 赤ワイン

クロ・ド・ヴジョ城に隣接する「Pres le Cellier(プレ・ル・セリエ)」という区画に約3haの広さを所有しています。樹齢が90年近くになるものが全体の40%もあり、その他も1960年代に植えられたものなど、古木が大多数を占めます。土の深さは40cm程しかなく、葡萄の根はその下にある母岩を突き抜けて伸びており、様々な要素を土壌から吸収しています。赤い果実のアロマ、繊細さと複雑さを兼ね添え、とても余韻が長くエレガントなワインです。2007年まで別の生産者に貸していた「Grands Maupertuis(グラン・モーペルテュイ)」という区画も所有していますが、広さが小さくごく少量しか生産できないので基本的には混ぜて1つのキュヴェとしてリリースしています。2007年以降は唯一2009年ヴィンテージのみ「Pres le Cellier(プレ・ル・セリエ)」と「Grands Maupertuis(グラン・モーペルテュイ)」という2つのキュヴェが造られました。

当主ジャン ニコラ氏による2016年ヴィンテージの総評
開けたては控えめだが、すぐにサクランボやバラの香りが立ってきてバニラや杉などの木のフレーバーも感じることが出来るようになる。口当たりは厳格ではなく滑らかで、繊細かつエレガントな味わいだがアフターは若干固さが残っている。ヴィンテージの影響からいつもより熟成に要する時間は短めだが、潜在能力はとても高いので2024年まで待ったほうが良いだろう。

2016年4月に起きた霜害は、過去を振り返ると1945年まで遡らなければならないほど深刻な状況だった。5月には雨の影響でベト病が発生、夏には水不足による乾燥と自然の脅威に振り回された年だが、最終的には収穫前には天候も安定し、収穫できた葡萄は霜や病害を感じさせないほど健康的で成熟状態も素晴らしかった。ただし霜の影響を強く受けた畑は収穫量がとても少なく、コルトン特級では「ラ ヴィーニュ オー サン」が大きな被害を受けたので造っておらず、シャンボール ミュジニー1級の「レ クラ」と「フスロット」は例年の1/3の収穫量しかなかったので混ぜて瓶詰している。ニュイ サン ジョルジュ1級「アルジラ」はその他の1級と混ぜて醸造、ムルソーもほとんど醸造できず、比較的「メオ カミュゼ フレール エ スール」のアイテムに大きな影響が出ている。シャルドネは成熟が遅めだったので2015年のような甘さとリッチさはなく直線的なクラシックな味わい。ピノ ノワールはとても良く成熟したので果実をかじったようなフルーティさと素晴らしい余韻がある。

輸入元:フィネス資料より

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