フランス、ロワール
品種： シャルドネ　白ワイン
樹齢： 31年
土壌： シリス混じりの 石灰質・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然酵母 ファイバータンクで2ヶ月
熟成： 古樽で30ヶ月

2016年からエチケットのデザインが変更。白地のエチケットに筆記体の文字だけ書かれたシンプルなデザインになった。2016年は4月終わりの遅霜の被害により収量が15hL/haとかつてないほどの減収。だが、レイナルド曰く、品質的にはほぼ理想に近い味わいに仕上がったとのこと。ちなみに、彼の言う理想のワインとは、熟成により品種の特徴や果実味がそぎ落とされミネラルの骨格が表に出た状態、言い換えると ピュアなミネラルエキスだけを飲んでいる状態なのだが、2016年は瓶熟を待たずして今現時点で飲み頃が始まっているとのこと。ワインは限りなく澄んだエキスの中に塩気のあるチョーキーな旨味がきれいに溶け込んでいる。まさに素材をシンプルに生かした魚介料理よく合いそうなワインだ。

黄リンゴ、スターフルーツ、ニワトコの花、ヴェルヴェンヌ、レモングラス、サブレの香り。ワインはピュアかつクリスタルな透明感があり、塩気のあるダシの ようなやさしい旨味に線の細い酸と滋味深く上品なミネラルがきれいに溶け 込む。

収穫日は9月27日。収量は15hL/ha。ワイン名のRive Droiteは「右岸」という 意味で、レイナルドの白の畑で唯一ロワール川の右岸にあることから命名さ れた。Clos Belle-Croixは畑の名前。
SO2無添加。ノンフィルター。