フランス、ロワール
品種： ピノノワール、ピノムニエ、 カベルネフラン、コー、ガスコン、 ガメイ、ピノグリ、ムニュピノ　発泡ロゼワイン
樹齢： 20年~31年
土壌： シリス（硅砂、硅石）
一次発酵・熟成： 自然酵母 ファイバータンクで6ヶ月＆古樽で1年熟成
二次発酵・熟成： 2016年の発酵中のムニュピノを 添加後瓶内で13ヶ月
デゴルジュマン： 2017年11月

ブドウはトップキュヴェ「ランスミ・デュ・ヴィラージュ」から。製法はクレマン・ナチュレルで前年同 様に翌年2016年のムニュピノをティラージュに使っている。レイナルドの経験上、シリス土壌のブドウはペティアンにすると還元しやすいという認識があったが、2015年は太陽に恵まれた年でワインが例年よりもフルーティだったことからか、還元がほとんどない。ワインはまったりとしたエキスの中に、タイトでキメ細やかな泡と塩気のあるミネラリーがきれいに溶け込んでいてキレが良い。

アセロラ、ザクロ、リュバーブ、スイカズラ、ユーカリ、鉱石の香り。ワインはミネラリーかつ泡立ちがタイトで、まったりとしたピュアな旨味エキスを 真っすぐな酸と塩辛く鉱物的なミネ ラルが上品に引き締める。

収穫日はティラージュに使ったムニュピノが2016年10月5日、それ以外は2015年9月16日~28日。収量は35hL/ha。セニエではなく直接プレス。二次発酵の泡はクレマン・ナ チュレル方式で、ティラージュにはショ糖を使わず翌年の発酵中のジュースを添加している。ガス圧5.3気圧の完全辛口。
SO2無添加！ノンフィルター。