ブラン・ド・ブラン・ブリュット・キュヴェ・アレクサンドリーヌ 2011 / クリストフ・ルフェーヴル
( Blanc de Blanc Brut Cuvee Alexandrine / Christophe Lefevre )
商品コード:
nomal
フランス、シャンパーニュ
品種: シャルドネ100% 発泡白ワイン
樹齢: 59年
土壌: 泥砂まじりの石灰質
一次発酵・熟成: 自然酵母で10日間 ステンレスタンクで10ヶ月半 (シュール・リー)
ブレンド瓶内二次醗酵熟成 : ブレンドなし (100%2011年のワイン) 瓶内発酵で7年
デゴルジュマン: 2019年8月
今回のアレクサンドリーヌは、まさに「クリスタル」という言葉がふさわしいくらい上品な味わいに仕上がっている。2011年は気候的に2015年と似て春夏と暑く乾燥していたが、収穫直前に雨が降り、一部ブドウの破裂や灰色カビ病が見られたため厳格な選果が必要だった。だが、ブドウ自体のポテンシャルは高く、また、夏の猛暑により途中ブドウの成熟にブレーキがかかったことで、ブドウに酸がしっかりと残った。出来上がったワインは、泡立ちが細かくシャープで透明感があり、刀のようなキレのあるフィネスが最高!バランスがとても良く上品な旨味が詰まっていて、そこに被さるように舌をくすぐるチョーキーなミネラルはコート・デ・ブランのグラン・クリュに勝るとも劣らない。エーヌ県で、しかもノンドゼでこれだけのブラン・ド・ブランをつくれるのはおそらくクリストフくらいしかいないだろう。
リンゴ、グレープフルーツ、レモン、麦藁、カシューナッツ、ブリオッシュの香り。ワインはスレンダーでシャープな酸に締まりがあり、塩気のある上品なエキスと柑橘系の苦みにも似た滋味深くキレのあるミネラルを繊細な泡が包み込む。
収穫日は8月31日。収量は75hl/ha (10000kg/ha)。
シャプタリゼーションは一切なし!ワイン名は娘の名前から取った。
1952年に植樹された古樹のシャルドネから、洗練されたミネラルと骨格豊かなワインが出来上がる。
ノンドザージュ。SO2は収穫時と瓶詰め前に合計20mg/L添加。