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イル・マイオーロ・エミリア・ロッソ 2006 / イル・マイオーロ
( Il Maioro Emilia Rosso / Il Maioro )

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産地: イタリア、エミリア・ロマーニャ Italia Emilia Romagna IGT
品種: バルベーラ60%、ボナルダ20%、メルロー15%、カベルネ ソーヴィニョン5% 赤ワイン
アルコール度: 14%

この度エミーリア・ロマーニャのイル・マイオーロという造り手と取引することになりました!
実は、6-7年くらい前にアルベルト・アングイッソラに連れられて一度訪問していたのですが、当時は他のインポーターと取引していた(ないし、とあるインポーターが興味を持っているという話を聞いていた)ので、取引開始には至らなかったわけですが、美味しいワインだなぁという印象は持っていました。時は流れ去年アルベルトから、相当量の古いヴィンテージのワインが残っていて、次回ボトリングをするための費用捻出のためにスペシャルオファーを考えているらしいというメールが来ました。僕が造り手を増やす事にはそれほど積極的でないことをアルベルトも知っていたわけですが、オファー自体がとんでもないものだったので、ヴィナイオータ的にも悪い話ではないのではと考えてくれたようです。もちろん興味あるよと伝えたところ、サンプルを送ってくれまして、試飲してみたら全く問題ないどころかオファー金額に見合わない高いクオリティだったので、数回に分けて全量を引き取る約束をしました。なぜにそんなハイクオリティのワインが売れ残ってしまったのか??とアルベルトに質問したしたところ、
・当主のフランチェスコは弁護士で、ワインのセールスに費やせる時間がもともと少ない。
・ここ3-4年はお母さんの介護でますます時間が取れなかった。
・彼が販売に集中できなかった期間、地元ピアチェンツァ、パルマ、クレモナなどのゾーンをカバーするエージェントだけが売っているような状況で、大きな販売網がなかった。
・当初は、ワインにクオリティさえあれば勝手に売れていくものだと高をくくっていた(笑)。
・ワイン自体が真価を発揮するのにすごおおおおく時間がかかった。
といった答えが。
畑ではボルドー液以外の農薬は一切使用せず、長いマセレーション、長期間の樽熟成…スタイル的にはラ・ストッパに通じるところがあるかもしれません(土壌地質的にもかなり似通っているそう)。セラーには未だ樽で熟成中の2011年がっ!

今回届いたワインは、イル マイオーロ エミリアロッソ リゼルヴァ(※)の2004、2005、2006で、バルベーラ60%、ボナルダ20%、メルロー15%、カベルネ ソーヴィニョン5%という組み合わせ。それぞれの特徴としては、
■熟成感&重量感→04
■熟成感&飲み口の軽やかさ→05
■軽い熟成感&果実→06
といった感じでしょうか。圧巻のコスパです。是非

ヴィナイオータさんより

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