フランス、オーヴェルニュ
品種： シャルドネ、アリゴテ、トレサリエ50%、 コロンバール30%、 ソーヴィニヨンブラン、ユニブラン、 モーザック20% 白ワイン
樹齢： 42年平均
土壌： 石英・花崗岩、石灰質・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然酵母で1ヶ月
熟成： 古樽400Lで1年
アルコール度： 12.5％

初リリースのサン・プル・サン。エチケットは「％の記号」を乳房で表しており、シャルドネ、アリゴテ、 トレサリエを収穫したACサン・プル・サンの地域と、乳房のSein、そして「％」pour-cent（プルサン） を文字ってサン・プル・サンというワイン名にした。ブドウ畑は2015年のフェスティジャール白と同じ区画で、2015年もこのワインを仕込んだが、酸化傾向が強くパリの一部以外でリリースはしていないため、 今回の2016年がオフィシャルでは初リリースとなる。ワインはとてもミネラリーできれいに味わいが締まっている。パトリック曰く、モーザックのブレンド比率はたったの10％だが香り味わいにモーザックの個性が良く表れているとのこと。また、味わいが塩辛くスパイシーなので、サレールチーズやカンタルチーズとの相性が良いとのこと。

カリン、ミラベル、ほおずき、カシューナッツ、ハチミツ、火打石の香り。ワイン はピュアかつ硬質で緊張感があり、透明感のある旨味エキスをフレッシュな酸とほのかに苦味のあるスパイシーなミネラルが優しくタイトに締める。

収穫日は9月18日~10月15日。（ラング ドックのブドウ収穫から始まり、その後晩熟のACサン・プルサンのブドウを収穫）収量は22~30hL/ha。
買いブドウは、オーヴェルニュ北のACサン・プルサンのビオ生産者とラングドックのワイン生産者レミ・プジョルから。ワイン名はオーヴェルニュの北AC Saint-pourcainの地域をSein（乳房）とPour‐cent（％） と掛けている.
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