フィステラ 2018 / ジャン・マルク・ドレイヤー
( Fisterra / Jean Marc Dreyer )
商品コード:
nomal
フランス、アルザス
品種: ゲヴュルツトラミネール30%、 ピノグリ30%、リースリング30%、 ミュスカ10% 白ワイン(オレンジ)マセラシオン
樹齢: 35年平均
土壌: 石灰質・粘土質
マセラシオン: それぞれ各タンクで10日間
醗酵: 自然発酵で2~7ヶ月
熟成: 各フードル(大樽)で11ヶ月 アッサンブラージュ後ファイバータンクで 1ヶ月
前回までゲヴュルツとピノグリを最初のブドウの段階で一緒に混ぜ合わせ仕込んでいたが、今回からコンセプ トを変え、キュヴェ・オリジンとして単独で仕込んだ各ワインを最後の瓶詰前にアッサンブラージュすることにした。前回のようにゲヴュルツとピノグリをベースにし、あとは味わいを整えるためにリースリング、そして香りにアクセントをつけるためにミュスカを今回加えた。この最後にアッサンブラージュする方法は、長年ジャン・マルクが実践したかったこと。彼自身は同じテロワールなのに品種ごとにキュヴェを分けることに意味があるのか?と今でも自問しながらワインをつくり続けている。現在オリジンは品種ごとに分けて仕込んでいるが、将来的には全てアッサンブラージュしひとつのオリジンとしてリリースすることも視野に入れている。まずはこのフィステラを通して彼の今後のワインスタイルを少しずつ見せていくつもりのようだ。
ライチ、アセロラ、ウコン、クレソン、白醤油、ダージリン紅茶の香り。口当たり柔ら かく、ほんのりクリスプだが落ち着いた印 象。スパイシーではっきりしたタンニンを 感じる。フィニッシュにローストアーモンド や穀物の香ばしい苦みを感じる。
前回はゲヴュルツ、ピノグリとロゼ(グリ) 色のブドウ同士を最初から一緒にアッサ ンブラージュし仕込んだが、今回はそれ ぞれオリジンとなるワインを品種ごとに 別々に仕込み、最後の瓶詰前にアッサン ブラージュしている。キュヴェ名は巡礼地コンポステーラの最西端の地名で、この世の果て=一度仕込んだら最後まで!という意味を込めて名付けた。
SO2無添加。ノンフィルター。