ピュリニー・モンラッシェ・ル・カイユレ 2016 / イヴ・ボワイエ・マルトノ
( Puligny Montrachet Le Cailleret / Yves Boyer Martenot )
商品コード:
nomal
フランス、ブルゴーニュ
品種: シャルドネ 白ワイン
コート・ド・ボーヌ南部に位置するこの一級畑は、赤褐色の石灰質土壌に砂利や小石(フランス語で「カイユー」)が多く混じることから、「カイユレ」という名前を持ちます。
品種:シャルドネ100% 土壌:赤褐色の石灰質土壌に細かな砂利や小石が混じる
畑:コート・ド・ボーヌ地区ピュリニィ・モンラッシェ村 (ル・モンラッシェ・グラン・クリュに隣接する畑)
相性の良い料理:シタビラメ、サケ、マスなどの淡水魚や、ウズラの肉など。サーブの適温:12~13℃
チョークの粉を思わせるミネラルに、ライムの果皮のニュアンスが香る。口に含むと、塩気のあるミネラルを湛えたライムの皮とジンジャーの風味が口内を満たす。カイユレの畑は、モンラッシェの畑の一部と地続きになっており、シュヴァリエ・モンラッシェのように生き生きとした快活なスタイルのワインを生む。このため、カイユレはグラン・クリュに格付けされるべきであったとする意見が地元では大きな支持を得ている。2016ヴィンテージは、歴代のボワイエのカイユレの中でも最高の出来栄えと言える。
■2016ヴィンテージ情報■
2016年は、4月末にコート・ドールを襲った霜害の影響で全体的に収穫量は落ちましたが、クオリティは非常に高く、9月には低収量ながらも非常によく熟れた健康状態の良い葡萄が実りました。比較的暑い年でしたが、少なくともボワイエ・マルトノのような生産者が作るこの年のワインは、暑い年だったことを微塵も感じさせないヴィンテージとなりました。どのワインも歴代のヴィンテージを凌ぐ素晴らしい出来栄えで、テロワールの持ち味が余すところなく引き出され、中にはアペラシオンの平均的な品質レベルを遥かに凌ぐものもあります。若々しくフローラルなアロマに、豊かなミネラル感、砕いた石のニュアンスがこの年の特色で、表情はより多彩で、テクスチャーは非常に口当たり滑らかで官能的な味わいを湛えています。