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アルザス・ピノ・グリ・シュタイネール・サン・スフル 2016 / ガングランジェ
( Alsace Pinot Gris Steinert Suns Soufre / Domaine Ginglinger ) 6041

¥4,774 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: ピノグリ グランクリュ(Grand Cru) 
白ワイン
樹齢: 41年平均
土壌: アラゴナイト混じりの 石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で8ヶ月
熟成: 6hLのフードルで11ヶ月

2016年のピノグリはミルデューに加えて雹に当たり、最終的に残ったブドウはほぼパスリヤージュされ糖度の上がったものばかりだった。醸造は、発酵に勢いがあったが、ブドウ自体にポテンシャルがあったため最後まで発酵が終わり切らなかった。しかも瓶詰め後の途中でオイリーなくらいの糸引きが出てしまい一 転販売を中止。2年の倉庫熟成を経てやっとリリースできる状態に仕上がった!出来上がったワインは、SO2無添加ゆえ瓶内再発酵し若干クリスピーだが、ピノグリの特徴であるフュメ感が満載!アラゴナイト の刺すようなキレのあるミネラルにほのかな甘みが加わり絶妙なバランスを醸し出している!まさにオイルのような糸引きが瓶熟によって消えるとこんなに美味しくなるのだというものをダイレクトに示してくれている!飲むときはぜひ思いっきりカラフしてガスを抜くのがおススメ!ビル同様開けてから数日置くとこのワインの美味しさがさらに引き立つ!

パパイヤ、カリン、ヨモギク、カシューナッツ、フュメ香、ハチミツ、蜜蝋の香り。ワインはピュアかつクリスピーでほのかに甘く凝縮したエキスにボ リュームがあり、塩気のある凝縮した旨味と鉱物的なミネラル、強かな酸がじわっと余韻を引き締める!

収穫日は9月8日。2016年はミルデューと雹と日照りの影響で収量は25hL/ha!ブドウのポテンシャルが高かったため完全発酵まで行かず糖が9.2g/L残った!開けたてはガスがあるのでカラフをおススメ!
SO2 無添加、ノンフィルター。

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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