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シャトー・ルネッサンス・エルヴェ・アン・バリック 2012
( Chateau Renaissance Eleve en Barrique )

¥2,772 税込
商品コード: nomal
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フランス、ボルドー、サンテミリオン
生産者: ジェラール・デスクランブ Gerard Descrambe
品種: メルロー80%、 カベルネソービニヨン20% 赤ワイン
樹齢: 27年~42年
土壌: 粘土質・石灰質
マセラシオン: セメントタンクで2週間
醗酵: 自然酵母 発酵温度25℃で2週間
熟成: 古樽で12ヶ月
アルコール度: 13%

父ジェラールが仕込んだバックヴィンテージの再入荷!2012年は、ミレジム的には非常に厳しかったが、品質的には長熟に耐えるワインに仕上がった当たり年だった。ワインは 2015年5月のリリースから4年半カーヴでの瓶熟を経たことで、角が取れ酒質もさらに滑らかになっている。また、当初微かに残っていた樽のフレーバーは、今はきれいにワインに溶け込み、スミレやクローブ、メントール、さらにミュスクなどの官能的な香りが支配する。ジェラールワインの特徴でもある骨格のある酸も健在で、さらにあと10年は余裕で持ちこたえられそう な静かなエネルギーを感じる。バックヴィンテージに触れることで、改めてデスクランブのワインのポテンシャルの高さが再認識させられる、そんなコストパフォーマンスの高いワインだ。

2012年は、ワインは高品質だが、総じて厳しいミレジムだった。1月まで暖冬だった天候が2月には急に0℃から-15℃まで気温の下がる日が約2週間続き、植樹したばかりの畑はほぼ全滅。樹齢30年を超すブドウの木も寒害で木が数本割れてしまった。4月は気温の上がらない雨の日が続き、開花の時期もまちまち…約30%が花ぶるいの被害に遭った。加えてベト病やうどん粉病のも徐々に広がり始めた。幸いに、この時期に天気予報をこまめにチェックしながら先手を打って畑での散布を行っていたので、病気の被害は最小限に防ぐことができた。8月後半か ら天気が持ち直し、そのまま収穫まで雨が降らなかったおかげで、最終的には中身のしっかり詰まったブドウを収穫できた。

カシス、スミレ、黒オリーブ、クローブ、ナツメグ、モミの木、メントール、ミュスクの香り。ワインは柔らかくビロードのように滑らかで、凝縮した深い果実のコクにキメの細かい上品な タンニンがきれいに溶け込む。

収穫日はメルローが10月3日、4日、カベルネが10月11日。ブドウの収量は35hl/ha。2012年は収量が少ない分、緻密で凝縮感の非常にバランスの良いワインが出来上がった。SO2は収穫時と瓶詰め時に10mg/L添加。 軽くフィルター有。

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