フランス、ラングドック
品種： テレット65%、シュナンブラン、 ロール、クレレット35% 、白ワイン
樹齢： 9年~13年
土壌： 楕円形の石混じりの 石灰質・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然酵母で12~15日間
熟成： 65%ファイバータンク、 35%古樽225Lで7ヶ月

2018年は、ミルデューと日照りの被害により収量が50%減…。また、夏の猛暑で途中成熟が止まってし まったブドウもあり、特にテレットの完熟度合いはまちまちだった。前年同様、幾分早めに収穫することでアルコール度数を12.5％に抑えている。醸造も前年同様、味わいに複雑味を加えるために30％古樽熟成を 施している。出来上がったワインは、フルーティーかつ磯の風味が感じられる。また、ピュアでふくよかなエキスの中に溶け込むハーブのようなグラッシーな苦みが味わいにメリハリとアクセントを与える。潮の風味とスパイシーな味わいは、魚介はもちろんシェーヴルチーズとの相性も良さそうだ。

グレープフルーツ、青リンゴ、ライム、スズラン、フュメ、粘土、海藻の香り。ワインはフレッシュ＆フルーティーで、透明感のあるまったりとしたエキスに溶け込むグラッシーな苦味が心地よく、余韻に従ってスパイシーなミネラルがじわっと口を満たす。

収穫日はシュナンブラン、ロール、クレレットは8月22日、テレットは9月7日、8 日。2018年はミルデューと日照りの被害で収量は25 hL/haと50%減！「ル・グ ランカレ」はリヨネルの祖父が大切にしていた畑の区画名！
SO2は瓶詰め前に20mg/L添加。ノンフィルター。