フランス、ロワール
品種： 50%ピノノワール、50%ピノムニエ　赤ワイン
樹齢： 37年
土壌： シリス混じりの石灰質・粘土質
マセラシオン： ファイバータンクで2週間
醗酵： 自然酵母 ファイバータンクで1ヶ月
熟成： 古樽600L、228Lで30ヶ月 ファイバータンクで2ヶ月

2017年は、ロワール左岸が霜の被害に遭う中、右岸に畑があるリヴ・ドロワットはほとんど被害がなかった。前年までスミマセラシオン・カルボニックだったが、今回は夏の日照りにより梗が熟す前にブドウの 実が熟したため全て除梗した。レイナルド曰く、2017年は太陽と酸に恵まれた2015年とキャラクターが重なるとのこと。出来上がったワインは、骨格があり男性的で、まるでブルゴーニュのコート・ド・ニュイを彷彿させる味わいに仕上がっている！
ちなみに、レイナルド自身は今までランスミがドメーヌのトップ・キュヴェという認識だったが、樹齢35年を超えた2年前からリヴ・ドロワットのポテンシャルがランスミを超えたと本人は感じているようだ。

ミュール、グリオット、バラの花弁、甘草、ブラックチョコレート、タバコの葉の香り。ワインはスマートでストラクチャーがあり、コクのある艶やかな果実味に骨格のある酸、塩気のある筋肉質なミネラル、キメの細かいタンニンが優しく引き締める。

収穫日は9月10日。収量は45hL/ha。2017年は左岸が霜に遭ったが右岸はほとんど被害がなかった！
ワイン名のRive Droiteは「右岸」という意味で、レイナルドの赤の畑で唯一ロワール川の右岸にあることから命名された！
畑の区画名 はクロ・ベル・クロワで白に隣接している。
SO2無添加。ノンフィルター。