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アルザス・ゲヴェルツトラミネール・シュネッケンベルグ 2015 / ドメーヌ・ガングランジェ
( Alsace Gewurtztraminer Schneckenberg / Domaine Ginglinger ) 5440

¥4,950 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: ゲヴュルツトラミネール100% 白ワイン
樹齢: 30年平均
土壌: アラゴナイト混じりの石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で10ヶ月
熟成: 10hLのフードルで9ヶ月

今回初リリースとなるゲヴュルツのシュネッケンベルグ。ガングランジェ曰く、シュネッケンベルグはグランクリュ・シュタイネールの中にある畑名で、アラゴナイトを最も多く含んだ最良の区画とのこと。通常はシュタイネールにアッサンブラージュするが、当たり年のミレジムだけシュタイネールと分け、今回のように特別キュヴェとして仕込んでいる。ワインは、まさにスーパー・ゲヴュルツとも言うべき、パワフルでアラゴナイトの剥き出しのミネラル感がビシビシと感じられる仕上がりだ。単体で飲むよりは豚や鳥などの肉料理もしくはスパイスの効いたオリエンタルな料理と合わせるのがベスト。もしくは、「シュタイネールは最低5年以上の熟成が必要」とガングランジェが言うのだから、その上を行く当たり年しか仕込まないシュネッケンベルグは更なる熟成ポテンシャルを秘めているに違いない。

グレープフルーツ、レモン、黄色いバラ、カモミーユ、レモングラス、シトラス、ジンジャーの香り。ワインはフルーティかつスパイシーで、黄桃のようなまったりとまろやかな果実のエキスに鋭く刺さるようなタイトなミネラ ルが溶け込み骨格を支える。

収穫日は9月25日。収量は30hL/ha。残糖は3.2g/L。
畑名のシュネッケンベルグは、グランクリュ・シュタイネールの中でも一番アラゴナイトの含有率が高くトップのテロワール!刺さるくらいのタイトなミネラルはアラゴナイト土壌に由来する。
SO2無添加!軽くフィルター有り。

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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