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メトード・アンセストラル・ピエージュ・ア・フィーユ・ブラン 2018 / レ・カプリアード
( Methode Ancestrale Piege a Filles Blanc / Les Capriades ) 5403

¥4,092 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: シュナンブラン80%、ムニュピノ20% 発泡白ワイン(中辛口)
樹齢: 30年~64年
土壌: 泥土状粘土質・シレックス・ 石灰質
一次発酵: 自然酵母 ファイバータンクで1ヶ月半
二次発酵・熟成: 瓶内で12ヶ月
デゴルジュマン: 2019年11月

2018年は久々に収量に恵まれた年。普段アッサンブラージュしているシャルドネとムニュピノは、収量があったのでペット・セック、ぺパン・ラ・ビュルとそれぞれ単独のキュヴェを仕込んだ。今回、シュナンはブドウの熟しが早く、完熟した上に酸がしっかりと残っていたので、あえて糖を残しピエージュ・ア・フィーユに仕上げた。ただ、2018年は醸造時も気温が高く、シュナンの発酵が思った以上に進んでしまったため、発酵途中のムニュピノを20%アッサンブラージュして泡をつくっている。開けたては少し還元があるがすぐに飛ぶのでご安心を。
※泡に勢いがあるため、良く冷やして、斜め45度に瓶を傾けてご開栓くださいませ。
※「ピノーズ」「ペット・セック」と同様、字体のみのシンプルなラベルデザインに変更されました。

カリン、リュバーブ、杏子、エルダーフラワー、ヨード、べっこう飴の香り。泡立ちに勢いがあり、ほのかな甘みと少しの揮発が食欲をそそる。ふくらみのあるボディとピュアなエキス感がやさしく広がり、やや硬く、タイトな鉱物感がシャープに引き締める。

収穫日は9月10日、11日。収量は豊作で45hL/ha。残糖は28g/L。ブドウはシ ルヴァン・リースト、ミカエル・ブージュ から!
ワイン名を直訳すると「女の子への罠」!女性もつい飲みすぎてしま うくらい美味しいペティアンという意味がある。
SO2無添加。ノンフィルター。

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

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