VdF フェスティジャール・ペティアン・ナチュレル・ブラン 2018 / ラ・ボエム
( Festejar Petillant Naturel Blanc / La Boheme )
商品コード:
フランス、オーヴェルニュ
品種: シュナンブラン40%、シャルドネ30%、 ピノノワール30% 発泡白ワイン
樹齢: 40年平均
土壌: シスト、石灰質、粘土質
マセラシオン: なし
醗酵熟成: 一次醗酵はステンレスタンクで3週間 ビン内醗酵熟成は6ヶ月
デゴルジュマン: 2019年5月
前回2015年に仕込んだフェステジャール・ブランは7種類の品種をアッサンブラージュして仕込んだが、2018年は前回とは品種も味筋も全く異なるワインに仕立てている。パトリック曰く、当初はフェステジャール・ブランをつくる予定がなかったそうだが、不運にもカイウーとなるピノノワールが雹の被害によりほぼ壊滅…。それでも僅かに残ったブドウをとりあえず収穫した。赤ワインにするには少なすぎると判断した彼は、ちょうど発酵 中のシャルドネと混ぜて何か面白いワインをつくろうと直接プレスを敢行。そこにちょうど豊作に恵まれたダミアン・ビュローのシュナンが買えるという情報が入り、最終的に全てをアッサンブラージュしてペティアンに仕上げることに決めた。一見行き当たりばったりだが、さすがパトリック!これが飲んでみると悔しいくらいに美味しい!泡が繊細で酒質がまるでピュアな桃のネクターのようにまったりと柔らかく、滋味深い複雑なミネラル を優しく包み込む。このフェスティジャールは彼にしか出せない天才的なセンスを感じる傑作だ。
みかん、パイナップル、スモモ、桃のコンポート、フュメ、鉄分の香り。泡立ちは優しく、ネクターのようなねっとりと舌に絡みつくまろやかなエキスがあり、ほんのり苦みのある滋味深いミネラルと繊細で強かな酸を優しく包み込む。
収穫日はシャルドネが9月4日、ピノが9月10日、シュナンが9月30日。収量はシュナンとシャルドネが40hL/ha、ピノは10hL/ha。残糖は5g/L。シュナンはダミアン・ビュロー、シャルドネはボジョレーのジュリアン・ベルトラン、そしてピノはカイウーの自社畑から!FESTEJARの意味はオック語で「お祭り騒ぎしようぜ!」という意味。
SO2無添加。ノンフィルター。