アンジュ・ブラン・テンダネス 2010 / アニエス・エ・ルネ・モス
( Anjou Blanc Tenderness / Agnes et Rene Mosse )
商品コード:
品種:シュナンブラン (白中辛口)
樹齢:43年平均
土壌:粘土質・シスト
マセラシオン:なし
醗酵:自然発酵で15ヶ月
熟成:古樽で18ヶ月
本来ボンヌ・ブランシュとなるべきワインだったテンダネス。前回2014年1月にリリースしたワインが 好評だったので、今回再度の入荷。SO2含有量がトータルで34mg/Lと中甘口にしては少なく、また瓶内熟成しているため、飲み口が非常に柔らかい。前回よりも年を経た分、果実味の中にあるミネラルが少しずつ表に顔を出し始めている感がある。デザートに合わせるのも良いが、甘さの中に骨格のあるしっかりと したミネラルがあるので、フォアグラやソースを使った魚介料理とも良く合いそう 。
若いバナナ、メロン、西洋菩提樹、ハチミツ、カシューナッツの香り。ワインは穏やかかつ精密で膨らみがあり、ハチミツ水やネクターのような上品な果実の甘さを骨格のあるタイトなミネラルが 引き締める。
収穫日は10月15日。収穫量は20 hL/ha。残糖は17 g/L。
テンダネスは100%レ・ボンヌ・ブランシュのブドウからつくられたワインで、発酵が途中で止まり、糖が残ってしまったので英語のTenderness(優しさ、柔らかさ)を名前に当てはめた。SO2はスーティラージュ後に20mg/L。再発酵防止のために目の細かいフィルター有。