産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: ピノノワール100%
発泡ロゼワイン(中辛口)
樹齢: 33年
土壌: 泥土状粘土質・シレックス
一次発酵: 自然酵母 ファイバータンクで1ヶ月半
二次発酵・熟成: 瓶内で25ヶ月
デゴルジュマン: 2021年12月
2019年は、ピノドニスをアッサンブラージュせずピノノワール100%で仕込んでいる!
ピノーズをつくり始めて以来、毎回アッサンブラージュする前のピノドニスとピノノワールを試飲し、パスカルが気づいた事は、それぞれの品種に明確な個性があり、それはお互いを補う必要もないくらい長所が突出しているということだった。
そして、モーズと話し合った結果、今回試験的に別々に仕込みそれぞれの品種の個性を最大限に活かした方が良いのではという結論に至った。
彼曰く、品種の特徴としてピノドニスは香りが華やかで酒質もどちらかと言うとフルーテ ィーなのに対し、ピノノワールは香りが控えめだが、ワインに奥行きと骨格があり、よりミネラルをしっかりと感
じる味わいに仕上がるとのこと。
出来上がったワインは、2019年が日照りの年により酸が少なかったため、相対的に甘みのあるまろやかな味わいに仕上がっているが、ピノノワールの特徴であるフィネスあるミネラルは健在で、キメの細かいムース、そしてスレンダーな酸と共に骨格を上品に整える!
また、ピノノワール100%だからなのか、全体的な香りの雰囲気が、シャンパーニュのブラン・ド・ノワールを彷彿させるところがとても興味深い!
なお、 今後のピノーズは、基本的に2つの品種を分けて個別にリリースし、収量が極端に少ない年はアッサンブラージュするというミレジムの状況に合わせてフレキシブルに対応するとのこと。
イチゴジャム、桜餅の甘い香りやスズランのような白い花の香り。
泡立ちはまろやかでほのかな甘みと気品のある爽やかなエキスがあり、線の細い繊細な酸と滋味深いミネラルをキメの細かいムースが包み込む!
収穫日は9月15日。収量は夏の日照りによ り25 hL/haと50%減!残糖は19.9g/L。
2019年からピノーズはピノノワールとピノドニスの2種類が別々にリリースされることとなった!
ブドウはジャン・クリストフ・ジェゼケルから!
ワイン名の「Pynoz」は中世のピノノワールの綴りから取った!
SO2無添加!ノンフィル ター!
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