フランス、ロワール、アンジュ
品種: シュナンブラン50%、シャルドネ50% 白ワイン
樹齢: 14年〜32年
土壌: 粘土質・シスト・クオーツ
マセラシオン: なし
醗酵: 自然発酵で2週間
熟成: 古樽で10ヶ月
本邦初リリースのワイン!
ラ・ジュットは区画名だが、フランス語で騎士槍試合という「決闘」の意味がある。2019年は霜の被害により大幅減収…。当初はシャルドネ単体のキュヴェをつくる予定であったが、シャルドネの量があまりにも少なかったので、同じ区画のシュナンをアッサンブラージュした。今回のVdF
シュナン 2019 年がルネのスタイルであれば、このラ・ジュットは、まさにジョゼフ&シルヴェストルのスタイルそのもの。ジョゼフ曰く、シュナンもシャルドネも同じ区画なので、シャルドネの完熟に合わせてシュナンも同時に収穫したのだが、彼の頭の中では当初シュナンが若干早熟だったのではと思ったようだ。だが、熟成スピードの早い2019年の環境の中では、シャルドネの熟成に合わせた収穫が結果的に彼らのイメ
ージするワインスタイルに叶ったようだ。つまり、若干熟しすぎたシャルドネと若干未熟で酸のあるシュナンをLa joute(決闘=アッサンブラージュ)することで絶妙なバランスが整ったと言うこと!これが区画名と相まって最終的に「ラ・ジュット」という名前になった。出来上がったワインは、上品かつエレガントでフィネスがあり、ブルゴーニュのピュリニーを彷彿させるようなキレのある酸と真っ直ぐなミネラルがある。
彼ら自身も、2019年の仕込みで一番の出来と自負しているスーパーワインだ!
パイナップル、アプリコット、カリン、アカシア、ハチミツ、タール、火打石の香り。ワインは芳醇かつフルー ティーでボリュームがあり、透明感のある滑らかなエキスにスパイシーで骨格のある滋味深いミネラルがきれいに溶け込む!
収穫日は9月17日。収量は霜の被害により20hL/haと少なかった!
ワイン名は区画の名前で、ル・ルシュフェールとル・シャン・ブコーの間にある!La Jouteには中世の騎馬槍試合の意味があり、シュナンとシャルドネを二人の騎士に例えお互い50:50の同戦力でぶつかり合うイメージも同時に重ねている!残糖は
1.4g/L。
SO2は瓶詰前のスーティラージュ後に20mg/L添加。ノンフィルター。
|