フランス、ラングドック、コルビエール、エスカル
品種: カリニャン 赤ワイン
樹齢: 56年〜72年
土壌: 石灰質・粘土質
マセラシオン: セメントタンクで19日間
発酵: 自然酵母 セメントタンクで12日間
熟成: 古樽600 Lで12ヶ月
2018年はミルデューの被害により収量が少なかった。レティシア曰く、カリニャンはグルナッシュよりも葉が残っていたので光合成がしっかりと働き、ワインにボリューム感があるとのこと。同時にphの値が3.32と低く酸もしっかりとあるおかげか、アルコールのボリュームがあっても全体的なバランスは良く、酒質もとても柔らかくしなやか。
余韻に残る洗練されたミネラルと上品なタンニンも心地よく、ワインのエレガントさ、バランス、構成全てにおいて100%カリニャンでつくるワインのレベルの高さがもうハンパない。少し味わいにマメのようなSO2無添加ゆえの危うさもあるが、それを軽く凌駕する濃厚で上品なテキスチャーが全てを優雅に包み込む!こんなワインをゆっくりと時間をかけて食事と楽しみたい…そんなゾクゾクするワインだ!
ミュール、カシス、ドライプルーン、バラの花弁、黒オリーブ、モミの木、アニス、プラリネの香り。ワインは上品かつ滑らかで染み入るようにまろやかなコクがあり、洗練されたミネラルとキメの細かいタンニンがきれいに溶け込む。果実の凝縮味と上品で強かな酸、繊細なタンニンとのバランスが絶妙。
収穫日は9月26日。2018年はミルデューの被害により収量は30hL/haと30% 減。ワイン名は畑の区画の名前。la Sourceの区画は昔地下に水源があっ
た。
SO2無添加。ノンフィルター。
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