フランス、ラングドック、コルビエール、エスカル
品種: カリニャン 赤ワイン
樹齢: 55年〜71年
土壌: 石灰質・粘土質
マセラシオン: セメントタンクで35日間
発酵: 自然酵母 セメントタンクで17日間
熟成: 古樽600Lで12ヶ月
2017年はかつてないほど収量に恵まれた!また、ワインの品質的にもエレガントな酸に恵まれた当たり年だった。レティシア曰く、発酵は酵母に勢いがあり何も問題がなかったが、ただこの年はリンゴ酸がいつもよりも多かったため、マロラクティック発酵を終わらせるのに時間がかかったとのこと。結局、マロが終わるのに1年の歳月がかかった。ワインは、確かにレティシアの言う通り、骨格を支える酸がボディーの後ろにあり、そのお
かげで味わいがダレることなく凛としている。滑らかでコクのある凝縮味とのバランスも素晴らしく、濃厚なワインが染み入るように口の中で溶けていく。ワイルドなカリニャンをエレガントに仕上げる彼女の女性的なセンスを感じるワインだ。
カシスのジャム、ドライイチジク、レーズン、スミレ、甘草、キャラメル、ヨーグルトの香り。ワインはスマートかつしなやかでフィネスがあり、しっとりと染み入るような果実の凝縮味と上品で強かな酸、繊細なタンニンとのバランスが絶妙。
収穫日は9月22日。2017年はかつてないほどの大豊作で収量は60hL/haだった。ワイン名は畑の区画の名前。
la Sourceの区画は昔地下に水源があっ た。
SO2無添加。ノンフィルター。
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