フランス、ラングドック、コルビエール、エスカル
品種: ヴィオニエ60%、 グルナッシュブラン30%、 ルーサンヌ10% 白ワイン
樹齢: 15年
土壌: 石灰質・粘土質
デブルバージュ: 10℃に冷却し48時間
発酵: 自然酵母 ステンレスタンクで17日間
熟成: 古樽225Lと350Lで10ヶ月、ステンレスタンクで2ヶ月
前年はグルナッシュブラン主体だが、今回はグルナッシュブランがミルデューによる花流れで収量が取れなく、2016 年同様相対的にヴィオニエが主体となっている。また、前年まで樽発酵熟成を行っていたが、今回は新しく
温度管理のできるステンレスタンクを使用し、18〜20℃の低温下で発酵を終わらせてから樽熟成を行った。出来上がったワインは、南のワインとは思えないまるでグレープフルーツのような柑橘系のフレッシュさがあるが、アルコール度数を見てビックリ!とても度数が14%とは思えない清涼感がある。それだけミネラルが強い証拠だが、同時に背後に黒子のように隠れている強かな酸もタイトなワインの味わいに一役買っている。このグレー
プフルーツのような柑橘系の苦みと塩気のある旨味、そして、アルコール度数と反比例した清涼感は、まさにナチュラルなソルティードックだ。
グレープフルーツ、洋ナシ、スモモ、シトラス、アカシア、レモンの皮、アニス、モミの木の香り。ワインはスマートかつ柑橘系の果物のようなタイトに凝縮したエキスがあり、洗練されたミネラルとグレープフルーツのような心地よい苦みが余韻を優しく引き締める。
収穫日は9月4日。収量はミルデューの被害により25hL/haと40%減だった!
前年はグルナッシュブラン主体だが、2018年はヴィオニエが主体となっている。ワイン名は畑の区画の名前。Garenneには「ウサギの生息する森」という意味がある。
SO2無添加。ノンフィルター。
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