フランス、コート・デュ・ローヌ
品種: グルナッシュ75%、シラー10%、ムールヴェードル10%、サンソー5%。 赤ワイン
14haのうち、10haがこのアペラシオン独特の赤く酸化した石がたくさんある畑で、残りが粘土石灰質や砂質の畑になります。グルナッシュのみのキュヴェ、グルナッシュと他品種を混ぜているキュヴェなど、4つのキュヴェに分けて醸造しており、グルナッシュの力強さとコク、シラーの繊細な酸味、ムールヴェードルのアルコールがバランス良く表現されています。
非常に著名な生産者が密集する南ローヌのシャトーヌフデュパプにあって、常に高い評価を得ながらも、生産量の少なさゆえに日本市場にそれほど流通しない生産者「ル
ヴュー ドンジョン」のご紹介!
2015年はとても暑く乾燥したこの地方らしいクラシックな天候。葡萄も問題なく成熟し収穫もストレスなく穏やかに行うことが出来た。葡萄の健康状態も素晴らしくワインはとてもリッチで凝縮した果実味、しかしフレッシュさもありバランスも良い。2016年はとても暑かった2015年を凌ぐ暑さで最高気温が40℃まで上がった日もあった。雨もあまり降らず乾燥し、葡萄の出来は過去最高と言って差し支えないほど完璧な状態だった。オイリーでジャムのような果実味、パワフル&リッチで飲み応えがあるが酸味もしっかり残っており、長い熟成に耐えうるヴィンテージになるだろう。
LE VIEUX DONJON (ル ヴュー ドンジョン) とは「古い天守閣」という意味で、シャトーヌフの町外れに居を構え、所有する畑の面積は約15ha(赤14ha、白1ha)となります。
1979年に現当主ルシアン氏と妻のマリー ジョゼ女史が結婚し、どちらの家族も葡萄栽培をしていた為にその葡萄園をひとつに統合したことからこのドメーヌの輝かしい歴史は始まりました。
【輸入元:フィネス】
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