産地: フランス、ラングドック
品種: メルロー65%、カベルネフラン25%、カベルネ・ソーヴィニョン10% 赤ワイン
2017年9月販売致しましたディティランブの再入荷となります。メルローはカベルネの前に熟したため先に収穫して房ごとタンク内で破砕、数日間マセラシオンさせた後にプレスしてタンクでジュースだけを発酵。カベルネ2種は遅摘みしてメルロー同様に醸造、発酵終了後にメルローのタンクに入れて熟成。
オレンジがかった薄にごりのガーネット色。赤紫蘇や梅を想わせる香りや風味が主体で、赤いプラムやドライ苺、ざくろ、ドライフラワーや有機のハーブティー、枯葉などの複雑さを感じさせる印象が加わります。揮発酸は感じられますが2017年の販売時に比べよりバランスが取れ、果実味や甘み、その他熟成由来の風味が一層強く感じられることから調和がとれており嫌味がありません。また、ピエール・ルッスらしさも感じさせながら熟成による円さや穏やかさ、梅かつおのようなダシのニュアンスが膨らみ旨味感が多く感じられる味わいとなっております。
平らでやや北向きの粘土石灰質土壌。樹齢約14年の葡萄を使用しています。
メルローはカベルネの前に熟したため先に収穫して房ごとタンク内で破砕、数日間マセラシオンさせた後にプレスしてタンクでジュースだけを発酵。カベルネ2種は遅摘みしてメルロー同様に醸造、発酵終了後にメルローのタンクに入れて熟成させました。
やや濁りのあるオレンジがかったガーネット色。入荷時は揮発酸の高さが目立ち、果実などの風味がそれに負けているような印象がありましたが、約9ヶ月休ませた事で大人しかった果実味などの要素が前面に出てきており、口当たりが優しく感じられスムーズな飲み心地になりました。
赤紫蘇ジュースといった印象で、しっかりとブドウの果皮の風味や赤紫蘇、梅や赤いプラムなどの風味とそれに似た酸が感じられミディアムな仕上がりです。豊かな果実味とほどよい甘さがアタックから中盤にかけて感じられ、飲み込む頃には僅かに喉にあたる揮発酸を感じますが気になるものではありません。余韻には梅かつおの様な風味と仄かな甘みが残り旨味満載の癖になる味わいです。
輸入元:ヴォルテックス
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