フランス、ロワール
品種:コー80% カベルネフラン20% 赤ワイン
樹齢:39年。
畑:土壌は南側丘陵地の粘土石灰質土壌。
栽培:コーはカベルネフランより10日間ほど早くに熟すので、収穫は別々に行う。
両品種とも十分に熟してから手作業で収穫。
醸造・熟成:ブドウを収穫後除梗、アロマキープのため17度の低温でコンクリートで3-4週間ほど醗酵。酵母添加なし。
リカールは余分なタンニンを抽出しないために、醗酵中に以前行っていたピジャージュは止め、醗酵中は果帽に軽くジュース(ワイン)をかける作業アロサージュ(花などに水をあげる作業での意味。)のみを行う。
プレス後はフリーランジュースのみを、1年、2年、3年ものの樽を1/3ずつ使用し15ヶ月間熟成。
マロラクティック発酵後、軽くフィルターにかけ(それにより、還元臭などがついてくるのを防ぐ)ボトリング。
特徴:ル・ヴィラン=直訳すると”いやなやつ”しかし、憎めないかわいい小悪魔がニヤリと笑うラベルが微笑ましいです。
やわらかくバランスの良いタンニンがあり、繊細でエレガントな味わいです。 5世代続くリカール家は、自然環境を尊重したブドウ栽培を実践しています。
パリでの納品先は、ミシュランの星付きレストランが30件あまりとカヴィストになります。