セバスチャン・リフォー Sebastien Riffault
フランス、ロワール 呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100% 白ワイン土壌: 小石混じりの粘土石灰 面積: 4ha 標高: 250m〜350m 畑の向き: 南東と南 平均樹齢: 平均30年 収穫: 手摘み (貴腐ブドウ20%・熟したブドウ80%) 収量: 40hl/ha 酵母: 自生酵母 醗酵: 10月上旬収獲/ 50hlのステンレスタンクで9ヶ月[18〜20℃]発酵 熟成: そのまま10ヶ月シュールリー熟成 軽く濾過・無清澄/瓶詰め:2020年5月 SO2: 瓶詰め時:10mg/L トータル:10mg/L未満 天然アルコール度数: 13% 父エチエンヌの時代から続くスタンダードなキュヴェでステンレスで9ヶ月発酵、そのまま10ヶ月シュールリー熟成、瓶詰め時にSO2を10mg/L添加、軽く濾過し瓶詰めしています。輝きのあるグリーンイエローの外観からディルやパプリカなどの野菜やライム、夏みかんの香りを感じます。例年と比較し柑橘の酸味が強いフレッシュな果実感からシャープな仕上がりとなっています。
呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100%(貴腐ブドウ50%・熟したブドウ50%) 白ワイン 面積: 1ha 標高: 250〜350m 畑の向き: 南東、南 土壌: 白亜石灰岩(キンメリジャン) 平均樹齢: 平均50年 収穫: 手摘み 収量: 15hl/ha 酵母: 自生酵母 発酵: ステンレスタンクで3ヶ月[15〜20℃]発酵(マロラクティック発酵あり) 熟成: ステンレスタンクで24ヶ月[15〜20℃]熟成後、古樽で12 ヶ月シュールリー熟 無濾過・無清澄 SO2: 無添加 トータル:7mg/L アルコール度数: 15% リトアニア語で「太陽の下」という意味で、キンメリジャンで育つ樹齢50年の貴腐菌が付いたブドウ5割と熟したブドウ5割をプレス、ステンレスタンクで3ヶ月発酵後、そのまま24ヶ月熟成した後、古樽で12ヶ月熟成しました。輝きある濃い黄金色、干し柿やべっ甲あめの香り、酸味や甘みが心地よく拡がるキンメリジャン由来の酸が心地よく拡がり複雑に変化する姿が興味深い仕上がりです。
呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100%(貴腐ブドウ30%・熟したブドウ70%) 白ワイン 面積: 3ha 標高: 250〜350m 畑の向き: 南東、南 土壌: 小石まじりの粘土石灰 平均樹齢: 平均30年 収穫: 手摘み 収量: 35hl/ha 酵母: 自生酵母 発酵: ステンレスタンクで3ヶ月[15〜20℃]発酵(マロラクティック発酵あり) 熟成: ステンレスタンクで24ヶ月[15〜20℃]熟成後、古樽で12 ヶ月シュールリー熟 無濾過・無清澄 SO2: 無添加 トータル:7mg/L アルコール度数: 13% リトアニア語で「石だらけ」という意味です。粘土石灰質で育つ樹齢30年のソーヴィニヨンブランをプレス後ステンレスタンクで3ヶ月発酵後、そのまま24ヶ月熟成した後、古樽でさらに12ヶ月熟成し瓶詰めしました。グリーンを帯びた黄金色、完熟みかんにパプリカの香り、ほろ苦く粘土石灰由来の酸が溶け込んだしっかりとした果実感にボリュームのあるボディと長い余韻が楽しめます。
呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100%(貴腐ブドウ90%・熟したブドウ10%) 白ワイン 面積: 0.5ha 標高: 250m 畑の向き: 南東、南(傾斜35%) 土壌: 粘土石灰 平均樹齢: 平均40年 収穫: 手摘み 収量: 5hl/ha 酵母: 自生酵母 醸造: 11月初旬収穫、古樽で3ヶ月発酵(マロラクティック発酵[15〜20℃]あり) 発酵: そのま36ヶ月シュールリー熟成 無濾過・無清澄 SO2: 無添加 トータル:1mg/L アルコール度数: 13% リトアニア語で「黄金に輝く」というキュヴェ名です貴腐ブトウ9割と金色に熟したブドウ1割をプレス後、ステンレスタンクで3ヶ月発酵、そのまま24ヶ月熟成、古樽で12ヶ月熟成しSO2無添加で瓶詰めしました。輝くイエローゴールドの外観からスパイシー且つハニーやナッツの香り、若さはありますがエレガントな甘味を感じるアタックに綺麗な酸を伴うクリーミーな甘さが交じり合います。 遅摘みながら完全発酵させているため甘さはなく、厚みがしっかりとあります。
フランス、ロワール 呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100% 白ワイン 面積: 5ha 標高: 250m〜350m 畑の向き: 南東と南 土壌: 小石混じりの粘土石灰 平均樹齢: 平均20年 収穫: 手摘み (貴腐ブドウ20%・熟したブドウ80%) 収量: 35hl/ha 酵母: 自生酵母 醗酵: ステンレスタンクで3ヶ月[15 〜 20℃]発酵 熟成: そのまま24ヶ月シュールリー熟成軽く濾過・無清澄 SO2: 瓶詰時:10mg/L トータル:10mg/L未満 天然アルコール度数: 13% 父エチエンヌの時代から続くスタンダードなサンセール、ステンレスタンクで発酵、そのまま24ヶ月シュールリー熟成しました。このキュヴェのみ瓶詰め時にSO2を10mg/L添加、軽く濾過し瓶詰めします。16年は前年に比べ少し暑く、アロマティックなブドウに仕上がりグレープフルーツやライム、青りんごの香り、爽やかでシャープな味わいでサンセールらしさが増した印象です。
呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100%(貴腐ブドウ50%・熟したブドウ50%) 白ワイン 面積: 1ha 標高: 250m 畑の向き: 南東、南(傾斜35%) 土壌: 粘土石灰 平均樹齢: 平均50年 収穫: 手摘み 収量: 20hl/ha 酵母: 自生酵母 発酵: ステンレスタンクで3 ヶ月[15 〜 20℃]発酵(マロラクティック発酵あり 熟成: ステンレスタンクで24 ヶ月[15 〜 20℃]熟成後、古樽で12ヶ月シュールリー熟成 無濾過・無清澄 SO2: 無添加 トータル:7mg/L アルコール度数: 13% リトアニア語で「黄金に輝く」という意味で、アクメニネと同じ小石の多い粘土石灰土壌で育った貴腐菌が付いたブドウ5割と熟したブドウ5割をプレス後、ステンレスタンクで3 ヶ月発酵後、そのまま24 ヶ月熟成した後、古樽で12 ヶ月熟成しSO2無添加で仕上げました。黄金色の外観から、アプリコットジャムや酵母の香り、際立つ酸味とボリュームある果実味が立体的な印象を与えます。
呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100% 白ワイン 面積: 1ha 標高: 250〜350m 畑の向き: 南東、南 土壌: シレックス(火打ち石) 平均樹齢: 50年 収穫: 手摘み 収量: 15hl/ha 酵母: 自生酵母 発酵: ボワルカの古樽で12ヶ月ゆっくり発酵(最初の3ヶ月は 15〜20度で発酵、その後マロラクティック発酵) 熟成: 滓とともにそのまま6ヶ月熟成 無濾過・無清澄 無添加 トータル: 5mg/L未満 アルコール度数: 13% セバスチャン・リフォーと新井順子とのコラボキュヴェ、「石のかけら」という名のシレックス土壌の貴腐の付いたブドウをボワルカで使用した500Lの古樽で12ヶ月発酵、そのまま6ヶ月熟成し無濾過無清澄、SO2無添加で瓶詰めしました。憂いあるトパーズの色調から黄桃やスパイスの香りを感じます。粘性のある口当りにしっかりとしたアタック、穏やかな酸がたおやかに流れ蜜の旨みが凝縮味を与えてくれます。
呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100%(貴腐ブドウ50%・熟したブドウ50%) 白ワイン 面積: 1ha 標高: 250m 畑の向き: 南東、南(傾斜35%) 土壌: 粘土石灰 平均樹齢: 平均50年 収穫: 手摘み 収量: 20hl/ha 酵母: 自生酵母 醸造: ステンレスタンクで3ヶ月発酵(マロラクティック発酵あり 発酵: ステンレスタンクで24ヶ月[15〜20℃]熟成後、古樽で12 ヶ月シュールリー熟成 無濾過・無清澄 SO2: 無添加 トータル:0mg/L アルコール度数: 13% リトアニア語で「黄金に輝く」という意味です。貴腐菌が付いたブドウ5割と熟したブドウ5割をステンレスタンクで3 ヶ月発酵後、そのまま24 ヶ月熟成した後、古樽で1年間シュールリー熟成しSO2無添加で仕上げました。オレンジを帯びたアンバーの外観から甘栗やジンジャー、はちみつの香り、程良い酸味のアタックの後、旨味と高めの酸が包み込む心地良いアフターが続きます。 熟成感が出てきていてリッチ!
呼称: AOCサンセール 品種: ソーヴィニヨンブラン100% 白ワイン 面積: 1ha 標高: 250m 畑の向き: 南東と南 土壌: 粘土石灰 平均樹齢: 50年 収穫: 手摘み 収量: 15hl/ha 酵母: 自生酵母 発酵・熟成: 直接圧搾後、ステンレスタンクで8日間寝かせる500Lの新樽4つと225Lの新樽1つで18ヶ月発酵・熟成 2017年4月スティラージュし、5樽を2017年4月12日午前中にアッサンブラージュ、午後に瓶詰め 無濾過・無清澄 SO2: 無添加 トータル:7mg/L未満 アルコール度数: 13% エチケットにオクシニスの表記はありません。 新井順子自身が納得のいく味わいに仕上がった4年目となるコラ ボキュヴェです。粘土石灰区画のブドウを500Lと225Lの新樽で18ヶ月発酵・熟成しました。濁りのある黄土色の外観から黒糖やサ トウキビの蜜感や樽の香りが拡がります。オクシニスらしく重心低く スモーキーでタニックなニュアンス、ボワルカを連想する美酸と濃 厚なエキスにアフターのナッティさから好印象を受けます。 2012年からのセバスチャン・リフォー氏とのコラボワインも4年目になりまし た。3年仕込み、やっとサンセールの細かい性格等々を体が覚えてきまし た。上の3つの畑を3年間仕込まさせて頂き、その経験を元に2015年から は方法を根本的に変えました。3つの畑を仕込むとなると、収穫日をセバ スチャンが決めなくてはなりません。何故なら私は1樽を3種類仕込む訳ですので…。 しかし私の方法の新樽で行うマロラティックは、もう少し酸 味が必要なので、セバスチャンの収穫日より1週間早く行うのが良いと思い、3つの畑でなく1つの畑に絞る事にしました。プレス機の量の関係でです。そこでオクシニスに絞りました。それは土壌が粘土石灰質で私のTouraineの畑に一番近いからです。そして2015年からBois Lucasと同じ方法でソーヴィニヨンブランを仕込む事が出来るようになりました。ここまで3年の月日がかかりました。人の醸造所で仕込むと言うのはやはり限界があります。 2015年9月25日に収穫(セバスチャンは10月に入ってから上のクラスを収穫しました)。そして直ぐにプレス、大きなタンクで寝かした後、10月3日に樽に移しました。お気に入りのブランシャール氏を引き継いだ樽職人の500Lの新樽4つ、225Lの新樽1つです。そして1年半樽熟成させ2017年4月12日の午前中にスティラージュして5つの樽をブレンド、午後に直ぐ瓶 詰めしました。味わいは今迄の中で最高の出来栄えです。そして一番Tourianeの Bois Lucasの味わいに近くなりました。とても満足です。ぜひ沢山のお客様に召し上がって頂きたいです。 (新井順子)
呼称:AOCサンセール 品種:ソーヴィニヨンブラン100% 面積:5ha 標高:250m〜350m 畑の向き:南東と南 土壌:小石混じりの粘土石灰 平均樹齢:平均20年 収穫:手摘み (貴腐20%) 収量:35hl/ha 酵母:自生酵母 醗酵:ステンレスタンクで3ヶ月[15 〜 20℃]発酵 熟成:そのまま24ヶ月シュールリー熟成 軽く濾過・無清澄 SO2:瓶詰時:10mg/L トータル:7mg/L 天然アルコール度数:13% 父エチエンヌの時代から続くスタンダードなサンセール、ステンレスタンクで発酵、そのまま24ヶ月シュールリー熟成しました。このキュヴェのみ瓶詰め時にSO2を10mg/L添加、軽く濾過し瓶詰めします。濁りのあるイエロー、白桃や熟したミカンの香りに貴腐菌から来る蜂蜜のニュアンス、ボリューム感のあるアタックにソーヴィニヨ ンブランらしい苦みと冷涼感が骨格を整えています。
呼称:AOCサンセール 品種:ピノノワール100% 赤ワイン 面積:0.5ha 標高:250m〜350m 畑の向き:南東と南 土壌:粘土石灰(傾斜35%) 平均樹齢:平均40年 収穫:手摘み 収量:25hl/ha 酵母:自生酵母 醗酵・熟成:木樽で3ヶ月発酵 (マロラクティック発酵[15〜20℃]あり) そのまま18ヶ月シュールリー熟成/無濾過・無清澄 SO2:無添加 トータル:15mg/L未満 アルコール度数:13% ラウドナスは奥さんの母国リトアニア語で「赤」の意味です。木樽で3ヶ月発酵、マロラクティック発酵を経て木樽で18ヶ月熟成、サンスフルで瓶詰めしました。透明感のあるガーネットの色調から雨上が りの森やコーヒーの香りを感じます。ミネラルが美しくきめが細かく濃厚なエキスに繊細な酸が溶け合い、紅茶のタンニンとホップの苦味が軽やかなアクセントとなる偉大なグランヴァンです。
呼称:AOCサンセール 品種:ソーヴィニヨンブラン100% 面積:5ha 標高:250m〜350m 畑の向き:南東と南 土壌:小石混じりの粘土石灰 平均樹齢:20年 収穫:手摘み (貴腐15%) 収量:35hl/ha 酵母:自生酵母 醗酵:ステンレスタンクで3 ヶ月[15 〜 20℃]発酵 熟成:そのまま24 ヶ月シュールリー熟成 軽く濾過・無清澄 SO2:瓶詰時:10mg/L トータル:15mg/L 天然アルコール度数:13% 父エチエンヌの時代から続くスタンダードなサンセール、ステンレスタンクで発酵そのまま24ヶ月シュールリー熟成しました。このキュヴェのみ瓶詰時にSO2を10mg/L添加、濾過します。輝くイエローゴールドから熟れたリンゴの香りの中にミントの爽やかさ、蜂蜜の甘い香りも感じとれ、2011年に比べボリュームがありながら綺麗な酸が流れるようなイメージに仕上がっています。
呼称:AOCサンセール 品種:ソーヴィニヨンブラン100% 面積:1ha 標高:250m 畑の向き:南東と南(35度の傾斜) 土壌:小石混じりの粘土石灰 平均樹齢:50年 収穫:手摘み 収量:15hl/ha 酵母:自生酵母 醸造:ロワールの樽職人ブランシャール氏の500Lの古樽(1年樽)で1年間ゆっくり発酵。うち最初の3ヶ月は 15〜20度で発酵、その後マロラクティック発酵。滓とともにそのまま1年間熟成。無濾過・無清澄。 (発酵〜熟成までトータル2年間) SO2:無添加 トータル24mg/L 天然アルコール度数:12.77% 「黄金に輝く」という意味のオクシニス、色もしっかりとして濃く、杏やオレンジママレードのような濃縮された香り。 粘土質のテロワールは非常に重々しい重厚感あふれるワインを生み出します。 非常に存在感があり、オーベルニュのピエール・ボージェのようなスタイルです。噛むようなパワーのあるワイン、ボワルカで使用した500Lのブランシャール氏の古樽(1年樽)で熟成。 セバスチャン・リフォーのワインと御縁が合ってから、翌年彼の醸造所に訪問した時に言いました。「私もこの3つの最高の畑で醸造してみたい」と・・・。「えッ ?」セバスチャンは意味が解らないようでした。「実は2011年が最後の私の畑のソーヴィニヨンブランの醸造でその畑は売ってしまうのです。だから2012年からはここで作りたいと・・・」私は自分の畑をコーとピノノワールとシャルドネの自分で植樹した3つの品種に絞った為、残念ながらソーヴィニヨンブランを手放す事にしたのです。1年は365日しかないので、時間配分の関係でした。でも最も好きなソーヴィニヨンブランをトゥーレーヌより格上の、それも馬で耕しているセバスチャンの葡萄で仕込めたら幸せだろうな?って思い、それをポロッと口にしたら「いいよ・・・」と。 本当だろうか ? そこからこのプロジェクトがスタートしました。 セバスチャンの醸造方法は、基本は全て一緒です。収穫後葡萄を絞り、大きなタンクで1年発酵させ、もう1年古樽で熟成させると・・・しかし私がボワ・ルカで行ってきた醸造方法は違います。プレス後直ぐに樽で発酵・熟成させるのです。私にとって完全還元化のタンクでゆっくり発酵させるより、木の目の詰まっていない新樽で柔らかい還元化で、自然なスピードで発酵させる方が好きだからです。 どっちが良いか、それぞれの考え方があります。その私の方法で、セバスチャンの葡萄で2012年から仕込んだサンセール。醸造方法の関係でセバスチャンより早いリリースになりますが、是非とも2人の醸造の違いをお試し下さい。
呼称:AOCサンセール 品種:ソーヴィニヨンブラン100% 面積:1ha 標高:250m 畑の向き:南東と南(35度の傾斜) 土壌:シレックス(火打ち石) 平均樹齢:50年 収穫:手摘み 収量:15hl/ha 酵母:自生酵母 醸造:ロワールの樽職人ブランシャール氏の500Lの古樽(1年樽)で1年間ゆっくり発酵、うち最初の3ヶ月は 15〜20度で発酵後、その後マロラクティック発酵。滓とともにそのまま1年間熟成。無濾過・無清澄。 (発酵〜熟成までトータル2年間) SO2:無添加 トータル12mg/L 天然アルコール度数:13.11% 「石のかけら=小石」という意味のスケヴェルドラ。シレックス土壌の畑から柑橘系の香りが充満してきます。 グレープフルーツや食べ頃のパイナップル、ジャムの手前、つまり熟れているがフレッシュさも残っている味わいです。 アフターがとても長いです。最後に苦味で引き締めており、これがワインのフィニッシュを心地良く引き締めます。 そうでないと一歩間違えると重すぎるタイプになってしまいます。いついつまでも口の中で残りますが、その渋みすらも感じるタンニン的酸味が面白いハーモニーとなっております。 ボワルカで使用した500Lのブランシャール氏の古樽(1年樽)で熟成。 セバスチャン・リフォーのワインと御縁が合ってから、翌年彼の醸造所に訪問した時に言いました。「私もこの3つの最高の畑で醸造してみたい」と・・・。「えッ ?」セバスチャンは意味が解らないようでした。「実は2011年が最後の私の畑のソーヴィニヨンブランの醸造でその畑は売ってしまうのです。だから2012年からはここで作りたいと・・・」私は自分の畑をコーとピノノワールとシャルドネの自分で植樹した3つの品種に絞った為、残念ながらソーヴィニヨンブランを手放す事にしたのです。1年は365日しかないので、時間配分の関係でした。でも最も好きなソーヴィニヨンブランをトゥーレーヌより格上の、それも馬で耕しているセバスチャンの葡萄で仕込めたら幸せだろうな?って思い、それをポロッと口にしたら「いいよ・・・」と。 本当だろうか ? そこからこのプロジェクトがスタートしました。 セバスチャンの醸造方法は、基本は全て一緒です。収穫後葡萄を絞り、大きなタンクで1年発酵させ、もう1年古樽で熟成させると・・・しかし私がボワ・ルカで行ってきた醸造方法は違います。プレス後直ぐに樽で発酵・熟成させるのです。私にとって完全還元化のタンクでゆっくり発酵させるより、木の目の詰まっていない新樽で柔らかい還元化で、自然なスピードで発酵させる方が好きだからです。 どっちが良いか、それぞれの考え方があります。その私の方法で、セバスチャンの葡萄で2012年から仕込んだサンセール。醸造方法の関係でセバスチャンより早いリリースになりますが、是非とも2人の醸造の違いをお試し下さい。
呼称:AOCサンセール 品種:ソーヴィニヨンブラン100% 面積:1ha 標高:250〜350m 畑の向き:南東と南 土壌:泥灰白亜石灰岩(キンメリジャン) 平均樹齢:50年 収穫:手摘み 収量:15hl/ha 酵母:自生酵母 醸造:プレス後すぐにロワールの樽職人ブランシャール氏の500L の新樽に移し発酵(マロラクティック発酵あり)。 そのまま24ヶ月シュールリー熟成。ポンプを使わず重力によるボトリング。無濾過・無清澄 (発酵〜熟成までトータル2年間) SO2:無添加 トータル8mg/L 天然アルコール度数:14.77% リトア二ア語で太陽の下という意味、泥灰白亜石灰岩質(キンメリジャン)の畑。 このワインだけは500Lのブランシャール氏の新樽で発酵・熟成させました。その為か弱冠ガスが残っております。 3つの中で一番セバスチャンと私の方法の差がでたのは、この畑です。 彼のサウレタスは熟成した黄桃、アプリコット、オレンジママレード、杏ジャム、チョコレートすらも思わせるスタイルですが、私の方法だと、BOIS LUCASのソーヴィ二ヨンブランらしいシャープさが見え隠れします。 一見華やかですが、口に含むとその味わいは非常に複雑で、口の中で香りがどんどん複雑に重なります。 味わいよりも香りで酔いそう、エキスがたっぷり詰まったワインです。 酸が非常に強いのですが、其れ以上ボリュームが覆いかぶさって、飲み飽きません。 いつ飲み頃に成るのだろうか。 非常に将来性の高い、人間よりも長生き何では 、と考えてしまう1本です。 セバスチャン・リフォーのワインと御縁が合ってから、翌年彼の醸造所に訪問した時に言いました。「私もこの3つの最高の畑で醸造してみたい」と・・・。「えッ ?」セバスチャンは意味が解らないようでした。「実は2011年が最後の私の畑のソーヴィニヨンブランの醸造でその畑は売ってしまうのです。だから2012年からはここで作りたいと・・・」私は自分の畑をコーとピノノワールとシャルドネの自分で植樹した3つの品種に絞った為、残念ながらソーヴィニヨンブランを手放す事にしたのです。1年は365日しかないので、時間配分の関係でした。でも最も好きなソーヴィニヨンブランをトゥーレーヌより格上の、それも馬で耕しているセバスチャンの葡萄で仕込めたら幸せだろうな?って思い、それをポロッと口にしたら「いいよ・・・」と。 本当だろうか ? そこからこのプロジェクトがスタートしました。 セバスチャンの醸造方法は、基本は全て一緒です。収穫後葡萄を絞り、大きなタンクで1年発酵させ、もう1年古樽で熟成させると・・・しかし私がボワ・ルカで行ってきた醸造方法は違います。プレス後直ぐに樽で発酵・熟成させるのです。私にとって完全還元化のタンクでゆっくり発酵させるより、木の目の詰まっていない新樽で柔らかい還元化で、自然なスピードで発酵させる方が好きだからです。 どっちが良いか、それぞれの考え方があります。その私の方法で、セバスチャンの葡萄で2012年から仕込んだサンセール。醸造方法の関係でセバスチャンより早いリリースになりますが、是非とも2人の醸造の違いをお試し下さい。
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