オリヴィエ・リヴィエール
OLIVIER RIVIERE
|
今となっては幻のドメーヌ・ド・ラ・コンブの最初の醸造責任者、あのオリヴィエの事は皆様の記憶に新しいはず。1978年3月7日パリ郊外のPaissy生まれ。
ワイン造りに興味があり、それも最初からバイオダイナミックに興味があったと明確な目的を持っておりました。1998年から2000年迄ボルドー・リボンヌでワインの醸造を学び、研修先はボルドーのバイオダイナミックの実践者、Cote de Marmandeを選びました。学校の卒業試験に受かる為、不本意な答えを書かなくてはならなかったと言い張る彼、丁度1996年にボルドーで学んでいた私と同じ問題を抱えている、とても素直なまっすぐな人柄なんだなと思いました。
ボルドーの後に目指したのはやはりブルゴーニュ、ピノ・ノワールrやシャルドネの単一品種に興味があったからとの事。
そこで就職先に選んだのは、やはりバイオダイナミックといえば天下のルロワ。しかしそこはたった1年で辞めることになりました。其の当時で畑だけで16名のスタッフ、醸造所には10名のスタッフが常駐、非常に理想的だったにも関わらず、です。何故ならそれはブルゴーニュでシャソルネイのワインに出会ったからです。彼のワインを試飲し、あまりに感動しその足でドメーヌを訪問、すぐさま働きたい意思を申し出たのは言うまでもありません。2001年の8月の事でした。それから1年間フレデリック・コサール氏と一緒に働き、そして直ぐにドメーヌ・ド・ラ・コンブの立ち上げスタッフとして派遣されたのです。
そしてDomaine de la Combeを2年勤め、前からの夢、独立を目指して南仏へと旅たちました。それから先はもう説明するまでもありません。Ponseの醸造を手掛け、まだスペインでは珍しいBIOワインを誕生させ、現地に新風を巻き起こし、そして2006年いよいよ自分100%の力で独立しました。彼の選んだDOCは何と天下のスペイン、リオハです。
リオハは大きく3つの土壌に分けられます。その最上流、リオハ・アルタに位置する樹齢の古い畑1.5haと
御縁がありました。通常この場所は土壌のPHが高く、酸が少なく重たいタイプのワインに仕上がりますが、彼の選んだ畑は標高600m、土壌もPHが3.10と理想的な為、酸のしっかりした葡萄が誕生するのです。この地は冬はしっかり寒く、雪も降り、夏は太陽がサンサンと照り輝き、1年・1日の寒暖の差が非常に激しいのです。その地で樹齢50年以上の葡萄から低収量で収穫された葡萄を、何と彼は1つ1つの土壌の個性を重要視する為、大きな発酵タンクで仕込みをしないで、小樽を利用して発酵をさせました。
これだけ収穫日や畑による違いにこだわる生産者もいないのではないでしょうか?
この1つ1つの樽からワインを試飲するとまだ発酵が始まったばかりなのに、1つ1つはっきりとした個性があるのです。本当に面白いものです。グルナッシュやテンプラニ―リョといった品種を次々試飲しますが、驚いた事にどれも素晴らしく果実香が印象的なのです。 まず、皆さん飲んでみてください。
新井順子さん資料より |
|
|
|
|
|
商品名 |
リオハ・ティント・ライヨス・ウヴァ 2014 / オリヴィエ・リヴィエール
Rioja Tinto Rayos Uva 2014 / Olivier Rivier |
商品番号 |
4577 |
商品説明 |
DOCa: スペイン、リオハ
面積: 10ha
標高: 450m
畑の向き: 南
土壌: 丸石と泥土を含む砂質土壌
品種: テンプラニーリョ 50% ガルナッチャ 30% グラシアーノ20%
(手摘み/平均樹齢15年)
収量: 40hl/ha
酵母: 自生酵母
発酵・熟成: 3週間の醸し後、ステンレスタンクとフードルで10ヶ月発酵・シュールリー熟成 軽く濾過・軽く清澄
SO2: 澱引き時:15mg/L 瓶詰め時:20mg/L トータル:84mg/L
アルコール度数14%
標高450m、丸石と泥土を含む砂質土壌で育つテンプラニーリョとグラシアーノをステンレスタンクとフードルで10ヶ月発酵シュールリー熟成しました。深い紫の色調、カシスやプラムの香りの中にラズベリーの赤系果実、腐葉土のニュアンスが交じります。丸みのある柔らかなアタックにタンニンと高標高からくる綺麗な酸が織り交
じり、早くからお楽しみいただける仕上がりとなっています。
|
送料 |
送料について |
 |
|
|
|
|
|
|
商品名 |
アルランサ・ティント・ラ・ヴァリャダ 2012 / オリヴィエ・リヴィエール
ARLANZA TINTO LA VALLADA 2012 / OLIVIER RIVIER |
商品番号 |
4849 |
商品説明 |
DO:アルランサ
面積:3ha
標高:600m
畑の向き:南
土壌:砂礫土壌
品種:テンプラニーリョ100%
平均樹齢:15年
収穫:手摘み
収量:35hl/ha
酵母:自生酵母
醸造:ステンレスタンクで発酵・3週間醸し ステンレスタンクと木樽で12ヶ月熟成
濾過:軽く行う 清澄:なし
SO2:瓶詰め時に30mg/L トータル:42mg
天然アルコール度数13.92%
特徴:砂礫土壌に植わる若いテンプラニーリョで造られました。彼のDOアルランサの中ではスタンダードキュヴェです。ステンレスタンクで発酵・3週間醸し、ステンレスタンクと木樽で10ヶ月熟成しました。ドライトマトやムスク、ビャクダンの香りの後にビターチョコの香りが上がります。
口に含むとピュアな果実味とほのかな苦み・渋みがうまく絡みあって、心地よいアフターが続きます。
|
送料 |
送料について |
 |
|
|
|
|
|
|

商品名 |
リオハ・ティント・ガンコ 2011 / オリヴィエ・リヴィエール
RIOJA TINTO GANKO 2011 / OLIVIER RIVIER |
商品番号 |
4576 |
商品説明 |
DOCa:スペイン、リオハ 面積:2ha標高600m 畑の向き:南
土壌::粘土石灰土壌
品種:ガルナッチャ70% マスエロ(カリニャン)30% 樹齢:50年から80年
収穫:手摘み 収量:20hl/ha 除梗なし 酵母:自生酵母
発酵・熟成:600Lの木樽とフードル・225Lの木樽の3種を用い、18ヶ月 新樽なし プレスジュースは使わない。
濾過・清澄:軽く行う SO2:瓶詰め時に30mg/L トータル:48mg 天然アルコール度数14.84%
毎年即完売の人気キュヴェです。今年も期待していただいて結構です!濃厚な黒に近い濃い紫色をしています。ブラックチェリーやドライレーズンの香りに少しハッカクのスパイシーなニュアンスもあり、厚みのある香りがグラスに注いだだけで漂います。口に含むと、目の詰まった液体が旨味とともにボリュームを感じながらも涼やかに流れます。もちろん長期熟成にも耐えうるワインですが、すでにタンニンはシルキーで滑らか。
エキス分もたっぷりとあり、エレガントなアフターが長く続きます。
|
送料 |
送料について |
 |
|
|
|
|
|