「フューザルは、以前からグラーヴでも目立たないシャトーのひとつである。しかし、比較的古くからあり、この地域の住民からはきちんと認められている。1980年代半ばかあたりから、著しく豊かで複雑なワインを生産するようになり、一躍脚光を浴びるようになった。フューザルの白ワインに画期的な進展があったのは1985年。一連のすばらしいグラーヴの白の最初のワインがこの年、このシャトーで生まれた。
高い品質であるにもかかわらず、なぜかその値段が高騰しないフューザルは、グラーヴ地域全体を見渡しても、品質に対する価格の割合が最良のワインのひとつである。 |