シャトー・クリュ・ゴダール
Chateau Cru Godard
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シャトー・クリュ・ゴダールは、ボルドーのコート・ド・フランに約2haのブドウ畑を所有しています。4世代続く、家族経営のシャトーで、1998年から現在のフランクとカリーヌ夫妻が栽培・醸造にあたっています。最初は減農薬農法で栽培をしterra-vitisの認証を得ていました。2000年までは、協同組合としてワインを醸造していましたが、品質向上を目指し、状態の悪い畑を放棄し、醸造・瓶詰を自ら行うようになりました。2007年から有機栽培に移行し、現在、Ecocert認証を申請しています(2008年ヴィンテージは移行2年目)。フランク氏は、2011年現在、コート・ド・フラン地区のワイン生産者組合の会長をつとめています。
土壌・栽培・醸造
粘土と砂質の交じり合った土壌で、面積は約14ha。白はソーヴィニョンブランとセミヨン(約2ha。樹齢約40年)。以前は甘口だけを生産していたが、近年はソーヴィニョンブランの辛口にも取り組んでいる。赤はカベルネソーヴィニョン、メルロー、マルベック、カベルネフランを約12ha。有機農法で栽培しています。収穫は、主に早朝と夜に手摘み。発酵前に3−4日ほど発酵前に浸漬を行い、自然酵母のみで発酵。発酵終了後、主に古樽で、12ヶ月間熟成させます。赤ワインは基本的に果実味を尊重。樽熟成の目的は酸化を促すことを心がけており、樽のニュアンスがでないようにしているとのこと。セミヨンは石灰質で南向きの斜面に植えられている。 |
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